建売住宅や中古マンション見学時に見ておきたい、超マニアックなポイントをお伝えします。
どの家でも流し下にあるキャビネットを開けると、写真のように上下水道の配管がされていますが、今回のポイントは排水管のお話しです。
殆どの物件においては、上の写真のように排水管が接続されています。
つづいて、極稀に見かける排水管の接続です。
上の排水管は塩ビ管で接続されていますが、下のものはジャバラ管で接続されています。
ジャバラ管は塩ビ管と比べて油がたまりやすく、劣化しやすいんです。
Yahooで「ジャバラ管 劣化」と検索すると、ホース内の詰まりや亀裂が入った写真がでてきました。
劣化しやすいということは、将来的に漏水の危険性も上がり、赤丸部分にフタがないと、この下にあるつなぎ目のゴムが劣化した際に下水の匂いが上がってくることもあります。
最近の建売住宅の多くは塩ビ管でつながっていますが、ホントたまにジャバラ管だったりします。
これ、新築時に塩ビ管でつなげておけば数万円の差額もしないと思いますが、ジャバラ管のまま使っていて漏水とかすると万単位で費用が掛かると思います。
長期優良住宅や住宅性能評価の「維持管理対策等級」においても、配水管の内側が平滑で、たわみ、抜け等が生じないよう設置されていることと規定されています。
気に入った物件でジャバラ管を使っていたら、コマ目に劣化具合をチェックした方がいいですよ。
では、また、
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建売住宅の内覧時に見ておきたいポイントと注意点