不動産会社によって、レインズ（REINS）に登録するときのチラシの内容には大きな違いがあります。
中には、「囲い込み」をする気満々の会社もあり、そうした会社はレインズに図面自体を登録しないこともあります。
一方、きちんと図面登録をする会社でも、多くは最低限の情報しか記載されていない、かなりシンプルなチラシがほとんどです。写真は1枚だけ、コメントもほとんどなし。これでは、他社が見ても物件の良さが伝わりません。
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一般的な不動産会社のレインズチラシがシンプルな理由
不動産売却の依頼を受けてレインズに登録するとき、チラシをあえてシンプルに作っている会社も少なくありません。他社には最低限の情報だけ公開することで、自社だけで優先的に見込み客を集客したいという狙いがあるからです。
つまり、他社の営業担当に物件の魅力を伝えるよりも、「自社で買主を優先的に探したい」という考えが優先されてしまうのです。
「自社の利益＞売主様の利益」という構図になることが、「囲い込み」につながる大きな要因の一つです。
富士屋不動産の考え方：両手を「狙う」のではなく「結果的になればいい」
両手仲介ができれば、確かに売上は倍になります。もちろん、弊社でも両手取引ができたら嬉しいことです。
ですが、富士屋不動産では常に、「売主様のために、できる限り早く高く売る」ことを最優先にしています。
そのため、買主側の仲介会社にも誠実に情報提供を行い、イーブンな立場で売却活動を行うよう心がけています。
結果的に両手取引になることはあっても、「両手を狙う」ために自社の検討客だけを優先的に扱うことは一切していません。
弊社は、「自社の利益」よりも「先ずは売主様の利益」を優先する姿勢を徹底しています。
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SUUMOなどのポータルサイトへの掲載は「弊社単独」で行います
ただし、SUUMOなどのポータルサイトへの掲載は「弊社単独」で行っており、完全にイーブンな立場ではありません。
SUUMOへの掲載をオープンにしない理由
他社によるSUUMOなどの不動産ポータルサイトへの掲載は、基本的にお断りしています。その理由は、掲載した他社にとって「物件を売ること」よりも「問い合わせを増やすこと」が目的になってしまうケースが多いためです。
たとえお問い合わせがあっても、売主様の物件をしっかり案内してくれるとは限りません。
そのため、富士屋不動産では物件情報を正しく伝え、確実にご案内できるために、SUUMO掲載は弊社単独で行うようにしています。
これにより、問い合わせの質を保ちながら、真剣に購入を検討されているお客様へ効率的にアプローチできると考えています。
当社のレインズ登録チラシをご紹介します
実際に富士屋不動産が作成するレインズ用チラシをご紹介します。
・写真を豊富に掲載（外観・LDK・水回り・収納など）。
・各写真にハイパーリンクを設定し、大きく美しい画像を閲覧可能。
・360度パノラマ写真がある場合は、QRコードから室内をバーチャル見学。
※このブログはJPEG形式で掲載しているため、実際のPDFのようなリンク機能はありません。
360度パノラマ写真を入れる理由
360度パノラマや豊富な室内写真を掲載することで、「とりあえず見てみたい」という段階の方の内見を減らし、本気度の高いお客様だけに絞ることができます。
これは売主様にとっても大きなメリットです。
内見準備の負担が減るだけでなく、「購入意欲の高いお客様」との出会いの確率が上がります。
あなたのチラシをチェックしてみてください
もし今、あなたが売却を依頼している不動産会社があるなら、その会社が作成したレインズ用チラシを一度見てみましょう。
レインズ登録内容は、媒介契約時にもらえる「登録証明書」の下部にあるQRコードから確認できます。
QRコードを読み取り、IDとパスワードを入力します。
ログイン後、「図面表示」をクリックすると、レインズに登録されている販売チラシを閲覧できます。
図面が登録されていない場合は注意！
もし「図面表示」欄にチラシが登録されていなければ、すぐに担当会社へ「図面登録をお願いします」と伝えましょう。
それでも対応してもらえない場合は、売却活動に積極的ではない可能性があります。
その場合は、媒介契約の見直しや解除を検討してもよいかもしれません。
まとめ
レインズのチラシは、売却活動の「顔」です。そこにどれだけの情報を載せ、どれだけ丁寧に作り込むかで、物件の印象や内見の質が大きく変わります。
富士屋不動産では、「売主様の資産を、最良の形で売却する」ことを第一に考え、すべての物件で誠実な対応を心がけています。
板橋区で不動産売却をお考えの方は、ぜひ富士屋不動産へご相談ください。
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