
安すぎ?高すぎ?隣の土地がまさかの倍価格
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日ブログでご紹介した土地のお隣で、 新しく売地が出ました。
- 隣り合う土地でも、売出価格に大きな差が出ることがある
- 高く売り出せば高く売れる、というわけではない
- 売却では価格だけでなく、情報がきちんと公開されているかも重要
隣の土地が、前回の約2倍の価格で売り出し
びっくりしたのは、その価格です。 なんと、前回ご紹介した土地の 約2倍の価格 で売り出されていました。
前回の土地については、私自身 「これはかなり安いのでは」と感じていました。 実際、その日のうちに買取業者から申込みが入り、 売り止めになっています。
一方で、今回のお隣の土地はかなり強気な価格設定です。
同じエリア、それも隣り合う土地であっても、 売主様の事情や売却方針、土地の条件、 仲介会社の査定方法などによって、 売出価格には大きな差が出ることがあります。
「安すぎる」のも「高すぎる」のも注意が必要
不動産の売却では、 できるだけ高く売りたいと考えるのは当然です。
ただし、 売出価格を高く設定すれば、その価格で売れるわけではありません。
相場より大幅に高い価格で売り出すと、 購入検討者から比較対象に入れてもらえず、 問い合わせが少ない状態が続くことがあります。
その後に値下げを繰り返すと、 「長期間売れていない物件」という印象を持たれることもあります。
売却で大切なのは、 「最初から安く売ること」でも 「とにかく高く売り出すこと」でもありません。
周辺の成約事例、現在売り出されている競合物件、 土地の形状・道路・方位・用途地域などを確認しながら、 「どの価格帯なら買主が動くのか」を考えて 売出価格を決めることが重要です。
もう一つ確認したいのが「情報公開」です
今回の土地をレインズで確認したところ、 物件情報自体は登録されていましたが、 図面は登録されていませんでした。
もちろん、 「図面が登録されていない=囲い込み」 と断定することはできません。
ただ、買主側の不動産会社からすると、 図面や詳細情報を確認するために、 元付会社へ個別に問い合わせる必要があります。
売主様の立場で考えれば、 自分の物件が他の不動産会社にもきちんと情報提供され、 購入希望者へ紹介されやすい状態になっているか は確認しておきたいところです。
専属専任媒介契約・専任媒介契約では、 不動産会社がレインズへ物件を登録することが義務付けられています。
さらに2025年1月からは、 レインズに登録する 「取引状況」についても登録が義務化 されました。
売主様は、不動産会社から交付される登録証明書に記載された ID・パスワード等を使って、 自分の物件の登録内容や取引状況を確認できます。
売主様自身も販売状況を確認できます
不動産会社へ売却を任せたあと、 「あとは全部お任せ」という必要はありません。
- レインズへきちんと登録されているか
- 登録されている価格や物件情報に間違いがないか
- 図面が登録されているか
- 取引状況が実際の状況と合っているか
- 他社からの問い合わせや案内状況はどうか
- 定期的な販売活動の報告があるか
専属専任媒介契約では1週間に1回以上、 専任媒介契約では2週間に1回以上、 不動産会社から売主様へ業務の処理状況を報告することが 定められています。
「問い合わせがありません」という報告だけでなく、 どのような販売活動を行い、 どのような反応があったのか まで確認することが大切です。
会社の大きさより、実際の販売活動を確認する
大手不動産会社には、 ブランド力や組織力、店舗網など、 大手ならではのメリットがあります。
一方で、不動産売却では会社の規模だけではなく、 「どのような価格設定をするのか」 「情報をどのように公開するのか」 「他社からの問い合わせにどう対応するのか」 といった実際の販売活動が重要です。
「大手だから安心」「地元会社だから安心」と 会社の規模だけで判断するのではなく、 売却方法とその根拠を確認してから 仲介会社を選ぶ ことをおすすめします。
売却価格だけでなく、
「どのように売るのか」まで確認することが大切です。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
売出価格の根拠からご説明します
「今すぐ売る予定はないけれど、 自分の不動産がいくらくらいなのか知りたい」 というご相談でも大丈夫です。
- 査定は無料・しつこい営業はいたしません
- 査定価格だけでなく 価格の根拠をご説明
- 囲い込みを行わない透明な売却活動
- 板橋区の地域特性や現在の販売状況まで確認