昨日は弊社定休日ということで、東京ビッグサイトで行われているジャパンホーム&ビルディングショー2022へ行ってきました。
今回の目当ては新建ハウジング社主催の「シン・エコハウス会議」の観覧で、登壇者が凰建設の森さん、岡庭建設の池田さん、ダイシンビルドの清水さん、高橋建築の高橋さん、PASSIVE DESIGN HOMEの木村さんという錚々たる方々、観覧はオンラインでも可能だったのですが、地元東京の工務店である岡庭建設の池田さんと面会の機会を頂きたいと思い会場参加となりました。
会議後には無事に池田さんと名刺交換をさせていただき、断熱等級4から断熱等級6への性能向上リノベを行われたモデルハウスの見学も約束することができました。
実際にモデルハウスを見学することができましたらブログで紹介させていただきますが、岡庭建設さんは西東京市、西武新宿線の東伏見にございます。
お近くにお住まいで性能向上リノベに興味のある方はお問い合わせしてみてください。
折角、会場へ来たので色々見て回っていたところ、最近サンプルを手配したばかりの「オガファーザー」を扱っているイケダコーポレーション社のブースが!!
オガファーザーとは、新聞紙の再生紙とおがくずを使用した自然素材の紙クロスで、一般的に使用されているビニールクロスとは違い張替えではなく、塗装することで継続的に使用することができ、化学物質の影響も心配せず安心して使えるエコなクロスです。
10回以上塗装することができるということで、将来壁紙が汚れた際にもDIYで一面だけ塗装する、汚れたところだけタッチアップで修正することもできます。
また、自然素材なため静電気が発生することがなく、壁に埃を引き寄せないため、アレルギー物質の少ない環境を作ることができるそうです。
右上のグレーっぽいのが無塗装、下の白い方が塗装されたもので、無塗装のものであれば、1000番台のビニールクロス(建売に使用されているアクセントクロス)と変わらない金額で張れるとのこと、ただし、デメリットとして張る職人さんの腕の差が出てしまい継ぎ目が目立ちやすいそうです。
塗装を前提にするのであれば継ぎ目も目立たなくなるので、入退去を繰り返す賃貸物件にもお勧めですね。
プレミアムシリーズという織物調のクロスもあるようで、価格も若干高くなりそうです。 織物調のプレミアムシリーズです。
ウッドチップタイプで下にあるスムーズはかなり薄手で下地が見えてしまうので、こちらは塗装が必須になりそうですね。
岡庭建設さんもオガファーザーをよく採用されているそうで、モデルルーム見学時に実際に張られた様子を確認しようと思います。
建売住宅でオガファーザーを使うにはハードルが高そうですが、注文住宅で自然素材が好み、お子様のアレルギーが気になるという方にはお勧めのクロスです。
ブースで説明された担当者さんはアレルギー体質で、オガファーザーが張られた賃貸物件を探して、現在でも居住されているそうです。
賃貸住宅に関しては収支的には割に合わないかもしれませんが、都内でも空き家が増えているのが実情ですので、自然素材を使用して差別化を図るのもいいかもしれません。