一戸建て・マンションを購入する際の諸費用・資金計画について
新築一戸建てを購入する際に発生する諸費用はおよそ物件価格の8%前後(中古物件の場合は6~10%)と言われておりますが、富士屋不動産では、事前に資金計画シミュレーションを作成しております。
上記では5,480万円の新築一戸建てを購入した際の資金計画シミュレーションになります。
各項目別の明細について
1.資金計画(返済計画)
ここでは物件価格の100%お借入れ、変動金利0.525%にて計算しておりますが、お客様の属性や内容により金利優遇は異なります。
また、個人事業主や勤続年数の短い方向けにフラット35のご提案もさせて頂くことがございます。
富士屋不動産では、物件本体価格の3%+6万円に消費税を加えた金額を頂戴しております。
新築一戸建てやリフォーム済み中古マンションの場合、消費税が含まれておりますので、物件価格から消費税を除いた価格が物件本体価格になります。
ⅱ.印紙
不動産売買契約書に貼付する印紙代になります。
購入価格が5,000万円以下の場合は1万円、5,000万円を超える場合は3万円になります。
ⅲ.不動産取得税
新築一戸建てや築浅の物件の場合は、軽減措置により不動産取得税が掛かることはありませんが、旧耐震や登記簿面積が50㎡未満の場合のマンションなどは不動産取得税が掛かりますので、事前におよその金額をお知らせしております。
ⅳ.登記費用
新築一戸建ての場合、土地所有権移転・建物表示・建物保存・抵当権設定などの登録免許税(登記費用)が掛かります。
富士屋不動産では、固定資産税路線価を基に登記費用を算出しております。
一部の物件では私道持分やマンションの共有物置なども課税対象ですので、下記に計上する司法書士報酬の予算を多めにして資金がショートすることがないよう配慮しております。
上記費用の他に登記を依頼する司法書士への報酬があります。
シミュレーションでは25万円を予算としてみておりますが、実際には十数万円になります。
※共有名義での登記の場合は報酬も上がります。
ⅴ.固定資産税・都市計画税の清算
固定資産税は1月1日付けの所有者へ請求されますので、お引渡し日以降から12月31日までの日割り分を売主様へお支払いします。
ⅵ.融資(事務)手数料
お借入れされる銀行指定の保証会社へお支払いするもので、メガバンクの場合は金額の多寡に係わらず33,000円になります。
一部のネット銀行などでは、お借入れ金額の2.2%の場合もあります。
ⅶ.印紙代
ローン契約書に貼付する印紙代になり、お借入れ金額が1,000万円超え~5,000万円以下の場合は2万円、5,000万円を超える場合は6万円になります。
その他、借入利率に関する特約書に貼付する200円が掛かります。
ご夫婦ペアローンの場合、それぞれのお借入れ金額毎に発生します。
ⅷ.振込手数料
売主様への残金お支払いや銀行からの入金時に必要です。
ⅸ.保証料
保証会社へお支払いされる費用になり、35年ローンの場合、100万円あたり20,610円の費用が掛かります。
保証料は一括前払いする外枠方式が一般的ですが、金利に上乗せし分割払いする内枠方式の選択できます。
ⅵで説明したネット銀行の場合、保証料が無料の銀行もありますが、融資手数料は2.2%になるのが一般的です。
尚、融資手数料も保証料ともにおよそ2%ほどになり、どちらも変わらないと思われるかもしれませんが、その性質はまったく異なりますので注意が必要です。
ⅹ.団体信用生命保険料
万一の際にローンの負担がなくなる保険への加入が必須になり、費用は金融機関が負担します。
ⅺ.火災保険料
10年分の火災保険料、5年分の地震保険料としておよそ35万円を予算として計上しておりますが、1年毎の契約も可能です。
今回のシミュレーションでは物件価格5,480万円に対して諸費用は436万円ですので、ほぼ8%という結果でした。
■ご契約からお引渡しまでの資金の流れ
富士屋不動産では、諸費用の明細のほかにご契約からお引渡しまでの現金支出についてのシミュレーションも作成しております。
建売住宅の場合であれば、現金のご用意はご契約と残金お支払い時の2回のみになりますが、建築条件付き売地のケースでは土地決済時に資金がショートしないよう注意が必要です。
富士屋不動産では板橋区・北区を中心に不動産情報を豊富に取り扱っております。
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