不動産・建築業界に限っては「大手だから安心」はない!!
不動産や建築の分野では、「大手だから安心」、「信頼できる施工」というイメージが先行しがちです。しかし、実際には大手だからといって必ずしも安心できるわけではありません。今回は、不動産や建築業界で見られる具体的な問題点を取り上げ、どのように信頼できる会社を見極めるべきかをご紹介します。
リンク付きアコーディオンリスト
タグ一覧
SNSで見かける大手ハウスメーカーの施工不良の事例
SNS上では、大手ハウスメーカーによる断熱施工不良の例が多く見られます。驚くことに、これが「標準施工」という対応をされていることもあり、建売住宅でも見かけないほどの施工不良が存在することに驚かされます。こうした事例は、会社の規模が施工の質に直結しないことを示しています。
不動産売却大手不動産会社による「囲い込み」問題も多くみられる
不動産業界でも「囲い込み」と呼ばれる手法が問題視されています。「囲い込み」とは、物件情報を独占し、他社に流さず自社のみで取引を完結させる行為です。この手法は売主にとって最適な条件で売却ができないリスクが生じます。
私の肌感覚では、中小不動産会社と比べて大手不動産会社による囲い込みの割合が圧倒的に多いと感じています。残念ながら、「大手だから安心」と信頼して任せた結果、不利益を被る可能性もあるため、注意が必要です。
「大手だから変なことはしないだろう」という先入観は、実は大きな落とし穴になるかもしれません。
不動産や建築で本当に信頼できるのは、会社の規模ではなく、担当者の専門的な知識、具体的な対応、そして建築であれば施工の質です。そのため、どの会社に依頼する場合でも、自分で情報を収集し、注意深く調べることが必要です。
情報弱者にならないために:自分で調べる力をつける
大手ブランドに頼ることは一見合理的に思えるかもしれませんが、かえって不利益を被るリスクもあります。
実際に不動産の売却や購入、家の建築を考える際には、自分自身でしっかりと調査し、必要な情報や知識を得ることが大切です。たとえ大手であっても、担当者の知識や経験を自分自身で確認することが重要です。
信頼できると判断するために、情報を「与えられる」のではなく「自分で調べて得る」という姿勢が求められます。
▼この記事も読まれています▼
当社は「囲い込み」を一切行いませんので、速やかに「レインズ」に登録します。不動産の早期売却は、できるだけ多くの潜在顧客に物件情報を届けることが、売却成功のカギになります。
例えば、SUUMOなどの不動産ポータルサイトやホームページへの掲載がその一例です。
さらに、自社だけで購入希望者を見つけるより、他の不動産会社にも潜在顧客を探してもらう方がより効率的ですので、他の不動産仲介会社にも物件情報を正確に伝えることが大切になります。
これにより、より広範な方に物件が紹介されるチャンスが増え、売却がスムーズに進む可能性が高まります。
▼この記事も読まれています▼
不動産や建築の分野において、「大手だから安心」とは限らないというのが実情です。
物件の売却や家の建築を検討する際には、大手ブランドに惑わされず、担当者の専門知識と対応、施工の質を重視することが、後悔のない選択につながります。
慎重な判断と情報収集を怠らず、納得できる取引を実現しましょう。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
タグ一覧
お名前とメールアドレスだけでお問い合わせできます。