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築20年以上の中古マンションを買って、新築一戸建て以上の住みやすさを実現させませんか?

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カテゴリ:中古マンション購入時のポイント

マンションという選択肢

家を買うならマンションより絶対に一戸建てという方もおられると思います。上下左右の住戸の騒音問題、車庫代の負担、修繕積立金・管理費の負担がイヤだというのが理由で、マンションを避ける方も少なくありません。

しかし、希望エリアや予算の制約から、理想に近い一戸建てを見つけるのが難しい場合もあります。そんなとき、築20年以上の新耐震基準の中古マンションを購入し、自分好みにリノベーションするという選択肢を考えてみてはいかがでしょうか?
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築20年以上のマンションを選ぶ理由

築20年以上のマンションは、新築一戸建てより比較的価格が抑えられているため、購入後にリノベーションを行う予算を確保しやすいというメリットがあります。また、1986年以降に建築された物件であれば、新耐震基準に適合しており、安全性も確保されています。

さらに、マンションは陽当たりや立地条件が良い物件が多く、駅近や商業施設へのアクセスが便利な点も見逃せません。

マンション見学時のポイント

マンション選びの際には、以下のポイントを確認しておくことをおすすめします。

南向きで、南側に建物がなく抜けているか:冬場にカーテンを開けて直射日光を室内に取り込めるかどうか、またカーテンを開けた際に向かいの建物からの視線が気にならないかも重要な確認ポイントです。陽当たりシミュレーションを活用すれば、季節ごとの陽当たりの状態を具体的に把握できるため、検討時に活用することをおすすめします。

陽当たりのいいマンション住戸


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眺望の良さ:一戸建てにはない眺望が望めるのもマンションの魅力です。高層階や南側が開けている物件では、より良い景色を楽しむことができます。
マンションの眺望 マンションの眺望 マンションの眺望

管理規約を確認する:リノベーションの内容によっては制限を受ける場合があるため、事前に管理規約を確認し、必要な手続きを把握しておきましょう。

セキュリティの安心感:オートロックや防犯カメラが設置されている物件は、より安心して暮らせます。

中古マンションの断熱性能を改善するリノベーション

築20年以上のマンションは、断熱基準が現在ほど厳しくなかったため、断熱性能が低い場合がありますので、以下のようなリノベーションを行うことで、快適性を大幅に向上させることができます。

断熱性能を向上させる: 壁、床、天井などに断熱材を追加することで、室内の温度を一定に保ち、快適な生活を送ることができます。

内窓の設置:窓に内窓を追加することで、断熱性と防音性を向上させます。

結露・カビ対策を行う: 結露やカビは健康に悪影響を及ぼすため、調湿素材を使用したり、換気を徹底するなどの対策が必要です。

中古マンション+リノベーションの魅力

築20年以上の中古マンションであれば、一戸建てに比べて価格が抑えられていることが多く、その分リノベーションに予算を割くことが可能です。また、一戸建てにはないメリットもあります。

予算内で理想の住まいを実現 :一戸建てでは手が届かない設備やデザインも、中古マンションなら実現できる可能性があります。

ミーレの食洗機


動線を意識した設計も可能マンションは階段がなく、バリアフリー設計が可能であるため、高齢者や小さなお子様がいるご家庭でも安心して暮らせます。また、回遊性のある動線を設けることで、家全体を有効活用できます。

自然光と風通しを活かす:マンションでは窓の配置を変更することはできませんが、間取りを工夫することで、北側の部屋でも明るく風通しの良い空間を作ることが可能です。例えば、隣接する部屋との間に欄間を設けることで、光や風を効率的に取り込むことも可能です。

欄間

▲マスタープラン/小谷和也設計室さんの見学会にて撮影


自然素材の活用:杉やヒロキなどの針葉樹の無垢フローリングは、熱伝導率が低いため床のヒヤッと感が少なく、床暖房も不要になります。家で過ごす時、肌に一番触れているのは床ですし、大人はともかくスリッパを履かない小さなお子様にとっても温かみや快適さを感じることができると思います。

杉板無垢フローリング

▲マスタープラン/小谷和也設計室さんの見学会にて撮影


柱型を活かした工夫

古いマンションでよくある柱型部分は、インナーバルコニーとして設計すると室内の凸凹がなくなって、家具のレイアウトがしやすくなります。また、インナーバルコニーは室内物干しとしても活用できます。
中古マンション 柱型 柱型部分をインナーバルコニーに

インナーバルコニー

▲マスタープラン/小谷和也設計室さんの見学会にて撮影


騒音対策

マンション生活で気になる上下階の騒音対策として、以下のリノベーション方法が効果的です。

下階への配慮は二重床の施工:床を二重構造にすることで、振動音や衝撃音を軽減します。ただし、二重床と一口に言ってもさまざまなメーカーの製品があり、性能に違いがあります。選択を誤ると、かえって音を増幅させてしまう場合もあります。古い基準で高性能とされていた製品が新しい基準で評価されると、重量音を増幅させてしまうケースもあります。

上階の騒音対策はサイレントドロップの設置:天井に設置することで、上階からの歩行音や飛び跳ね音などの重量床衝撃音を低減します。
サイレントドロップ サイレントドロップ

まとめ

マンションには一戸建てにはないデメリットもありますが、リノベーションによって快適性や断熱性を大幅に向上させることができます。希望エリアや予算の制約がある方は、中古マンション+リノベーションという選択肢をぜひ検討してみてください。変な建売住宅を買うよりよっぽど安全、安心で快適な暮らしができると思います。理想的な暮らしを実現するために、ぜひ富士屋不動産にご相談ください。



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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年間一戸建てに居住し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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