新築一戸建てを購入する際には、家族が長く安心して暮らせる住まいを選ぶことが何よりも重要です。そのためには、物件の価格や間取りだけでなく、耐久性や断熱性能、耐震性といった家の性能にもしっかりと目を向ける必要があります。このブログ記事では、板橋区で新築一戸建てを購入する際の基本的な手順を、家の性能も含めた視点からまとめました。
新築一戸建て購入の流れ①:情報収集から物件比較まで
一戸建てには、すでに完成している「建売住宅」を購入する場合と、購入後、セミオーダーで建築可能な「建築条件付き売地」の2種類があります。今回は、建売住宅の購入プロセスを中心にご説明します。
○情報収集
まずは、希望エリアの物件の価格帯や相場を調査しましょう。理想の間取りや予算を考える際に、不動産ポータルサイトや新聞の折り込みチラシなどを参考にするのも良いでしょう。また、物件の構造や断熱性能、耐震性、そして耐久性といった家の性能にも注目して情報を集めることが重要です。これらの性能が快適な暮らしや将来の資産価値に大きく影響します。
○物件内覧
気になる物件が見つかったら、管理している会社に問い合わせをして見学の予約をしてみましょう。オープンハウスイベントが開催されていない場合は、通常、事前に問い合わせて日程を調整し、担当者と一緒に建物を見学することが一般的です。内覧時には、間取りや設備だけでなく、断熱性能や遮音性、耐震性など家の性能についても確認しておくと良いでしょう。
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○物件絞り込み
複数の物件の中から、価格や間取り、周辺環境が自身のライフスタイルに合うかを確認し、最終的に1つの物件に絞り込みましょう。長く住む家ですので、家族の将来を見据えた選択が重要です。特に断熱性能や耐震性など、家の性能は快適な生活を支える重要な要素ですので、妥協せずに選びたいところです。
また、「ハザードマップ」、「揺れやすさマップ」、「液状化マップ」などを確認し、物件の立地が災害リスクにどの程度さらされているかを把握することも大切です。そうすることで、安全で安心できる住まいを選ぶことができます。
新築一戸建て購入の流れ②:購入申し込みから売買契約まで
○購入申し込み
購入したい新築一戸建てが決まったら、この家を買いたいとの意思表示として、「購入申込書」に署名捺印をします。通常、「購入申込書」は不動産会社が用意します。
ただし、不動産会社は契約に向けてさまざまな手続きなどを進めていきますので、しっかりと考えた上で手続きを進めることが大切です。
○住宅ローン事前審査(資金計画)
購入予定が決まったら、申し込みと平行して住宅ローンの事前審査を行います。住宅ローンには複数の種類がありますのでしっかりと比較検討をして、無理のない資金計画を立てていきましょう。
弊社では、お客様専用の資金計画を無料で作成いたしますので、お気軽にお申し付けください。
~必要な書類~
・認印
・運転免許証
・健康保険証
・源泉徴収票(2年分)
・リボ払いやスマホ分割払いの明細
※個人事業主や法人役員の方は、確定申告書や決算書類が必要になります。
○契約
売買契約書に署名し、手付金を支払います。契約後はキャンセルが難しく、解約には違約金が発生する可能性があるため、慎重に進めましょう。
新築一戸建て購入の流れ③:建物最終内覧から引き渡しまで
○住宅ローン契約
売買契約が成立したら金融機関による本審査を受け、住宅ローンの契約をします。
○内覧チェック
建売住宅では、引き渡し前に売主と立ち会いのもと、完成内覧会が行われます。設備の使い方やキズ・汚れのチェックを行い、問題があれば引渡し前に修復してもらえます。
○残金決済・引き渡し
引き渡し時には残りの購入金額の全額を支払います。支払いが完了したら、住まいの鍵を受け取り、入居が可能となります。
まとめ
新築一戸建てを購入し、入居するまでには多くのステップが必要です。希望する入居時期がある場合や急いでいる場合には、早めに計画を立て、不動産会社へ事前に相談しておくことが大切です。また、家の性能をしっかりと確認し、快適で安心できる住まいを選びましょう。
富士屋不動産では、板橋区・北区・豊島区を中心に不動産を取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。