夏至（6月21日）の南中高度（太陽が真南でいちばん高く上がった時の角度）は78°とほぼ真上にありますが、秋分の日（9月23日）の南中高度は54°と大分下がってきます。
上部にバルコニーや庇などのある西向きや南西向きのお部屋においては、太陽高度の高い7月・8月には直射日光の当たる時間も少なかったのが、この時期になると午後から夕方にかけてほぼ真横から強烈な西日が入り込んできます。
2枚の写真は南西向きの掃き出し窓を撮影したもので、上は午後3時ころ、下は午後5時前になりますが、上階のバルコニーがあっても真横に近い角度から陽があたるので、強烈な西日の洗礼を受けます。
朝晩は気温が下がっていても、日中は30°超えの真夏日になる日もありますので、陽射しを遮る工夫が必要です。
特に上部にバルコニーや庇のない窓においては、6月頃から猛烈な陽射しが入り込みますので、しっかり対策を行うことがよいでしょう。
また、陽射しを遮る対策は窓内ではなく、窓外に設けた方がより効果的です。
今後も電気代の高騰が続くと予想されますので、日射遮蔽をすることにより電気代も節約できますよ。
詳しくは【木造一戸建ての２階や３階など最上階が暑い！！暑さ対策を伝授します。】をご参照ください。
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