2025年に全ての新築住宅において、断熱等級4の省エネ基準に適合することが義務化されます。
フラット35においては、2年前倒しの2023年4月以降の検査申請分から、断熱等級4&一次エネルギー消費量等級4以上が適合の要件になりますので、4月以降に販売される建売住宅であれば、2025年の義務化レベルの家を手に入れる事はできそうです。
断熱等級4は昨年(2022年)3月まで最高等級として謳われていましたが、数年後には最低レベルになります。
さらに、おそくとも2030年までには断熱等級5を最低基準にしようという動きもありますので、これから家を買う方は断熱等級5の基準で建てられている物件がオススメです。
残念ながら、土地相場の上昇や建築費の高騰により、7千万円台の物件でも
等級4未満の建売住宅が供給されていて、何も知らない方が買っているのでしょう。
国交省も今買う家が断熱等級4レベルだと、2030年までには「時代遅れの家」になってしまうかもと、住宅事業者だけではなく消費者へアピールできるよう漫画まで作成しております。
漫画
国交省【家選びの基準が変わります】ダウンロード
この漫画の冊子版は、全国330箇所の住宅展示場において合計50万部を配布するそうですが、建売住宅しか検討していない方は展示場には行かれないと思いますので、そんな制度になるのも知らないで家を買ってしまう可能性がありますね。
少なくとも弊社のお客様においては、低性能な家を買ってしまうことはないように思いますが、このブログをお読みいただいている方で、友人や知り合いで家探しをされている方がおられましたら、「時代遅れの家」を買わないように漫画を勧めてほしいです。
弊社も漫画の冊子版を注文しましたので、ご来店のお客様などに配布して省エネ性能の重要性をお伝えしようと思います。
でも、断熱等級5の建売なんて売ってないでしょと思われた方、一部の建売事業者では販売しておりますので、ぜひ探してみてください。
もちろん富士屋不動産でも高性能な家探しのお手伝いをさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。