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本日、都営三田線沿線で一戸建てをお探しのお客様が飛び込みでご来店されました。現在、築30年の住宅に指値を入れて申し込み中とのことですが、この物件には検査済証がなく、建築時の図面や構造計算書もない状態だそうです。
唯一の魅力は駅徒歩1分という立地。しかし、家探しでは立地だけに目を向けるのではなく、家そのものの性能や将来的なコストにも目を向けるてほしいと、このブログでも常に発信しております。
ライフサイクルコストを見据えた家選び
購入時に安く見えても、メンテナンスやリフォームのコストがかかる家は長期的に負担となります。耐震性、断熱性、気密性、耐久性など、家の性能はメンテナンスコストや快適性に直結します。弊社は、性能をしっかりと確認し、長く安心して暮らせる家を選ぶことをお勧めしています。
今回のお客様にも、これらの観点をお伝えし、フローリングの素材別の体感の違いについての実験もお見せしました。
性能にこだわる家探し
普段は家の性能にあまり関心を示されないお客様も多い中、今回のお客様は建築系YouTubeを視聴されており、非常にお詳しい方でした。今年4月から義務化される断熱等級4の話題や、新築住宅なら等級6が理想というお話にも共感していただきました。
この熱心な姿勢に私もつい嬉しくなり、木のマンションリノベーションの事例、スーパー工務店が手掛けた高性能一戸建て、某ハウスメーカーのすきま風問題の動画なども見ていただきましたが、特に、木のマンションリノベーションの提案には強く興味を示されていましたね。
半端な家を紹介できない、したくない。
初めての家探しは、「価格×立地×間取り」だけで判断しがちですが、富士屋不動産では、耐震性・断熱性・耐久性も考慮した家探しをお勧めしています。長期ローンを組む際には、子供の学費が最もかかる時期(10年、15年後)に加えて、家のメンテナンスや修繕費も見込んでおく必要があります。
そのため、私たちは「物件価格+初期費用」だけでなく、「ランニングコスト」も含めたライフサイクルコストを考慮した家探しをご提案していますので、「価格×立地×間取り」だけを優先されるお客様には、他社さんへ行かれることを提案しております。
まとめ
家探しでは価格や立地だけでなく、性能やライフサイクルコストを考慮することが重要です。一度購入すれば長く住むことになる家だからこそ、妥協せず本当に価値のある選択をしていただきたいと思います。
都営三田線沿線で住まいをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。実例や資料を交えた詳しいご案内をさせていただきます。
ご質問やご相談などお気軽にご連絡ください。お名前とメールアドレスだけでお問い合わせできます。
住宅設計や施工管理、土地仕入れの経験を活かし、お客様の住まい探しをサポートします。一戸建てとマンションの両方に住んだ経験から、それぞれの特徴や住み心地についてもアドバイス可能です。後悔のない家選びを一緒に考えましょう。