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国交省から下記内容のお知らせがありました。
令和7年1月1日より、レインズの「ステータス管理機能」が改修され売主が確認画面にアクセスしやすくなるよう登録証明書に二次元コードが掲載されるとともに、宅建業法施行規則及び解釈・運用の考え方の一部改正により、取引状況のレインズへの登録が義務付けられることとなります。
なお、国土交通省では、宅建業者が登録証明書を交付する際に依頼者へ本機能を周知するための資料(リーフレット)を作成しております。
ステータス管理機能の改修により、売主が取引状況を把握しやすくなるのは確かに前進ですが、これで囲い込みがなくなるとは考えにくいです。なぜなら、不正行為を行う業者が状況を隠蔽する意図を持つ限り、売主が他社を通じて販売状況を確認するなど、能動的に確認しなければ問題に気付けない可能性があるためです。
国土交通省は「囲い込み」問題に対し、宅地建物取引業法の通達を改正し、囲い込みが確認された場合には是正の指示処分を行うとしていますが、不正行為が判明した場合の厳しい罰則が必要だと思うんですよね。
処分の具体的な方法や内容がまだ明確になっていませんが、厳しい罰則が設けられる可能性は低いと思いますが、どのような案がでてくるのか楽しみです。
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