1. ソファの座り心地の問題
ソファの形状やクッションの硬さが、自分の体に合わないことが原因で床に座ってしまう。
・座面の奥行きが狭く、リラックスしにくい。
→ 深く腰掛けることができず、長時間座るのが疲れる。
・座面の高さや背もたれの角度が合わない。
→ 体にフィットしないと、姿勢が崩れて快適に座れない。
・クッションが柔らかすぎて腰が疲れる。
→ フカフカすぎると腰が沈みすぎて、逆に疲れやすくなる。
このように、ソファのサイズや快適性が不足している場合、床に座った方が楽と感じることがありそうです。
2. 生活習慣や使い方の違い
日本人は昔から床に座る文化が根付いているため、ソファがあってもつい床に座る人が多いと思われます。
・床に座ることに慣れ親しんでいる。
→ ローテーブルで食事をしたり、あぐらをかくなど、床での生活が自然に感じる。
・ソファを背もたれとして使う方が快適。
→ 背もたれがちょうどいい角度で、ソファに寄りかかることでリラックスできる。
・床暖房やこたつがある場合、床に直接座った方が暖かい。
→ 冬場は特に、床からじんわり伝わる暖かさを感じるため、床に座りたくなる。
床の方が落ち着くという心理的な要因も、ソファより床に座る理由の一つではないでしょうか。
3. テレビとの距離が合っていない
ソファを配置したものの、テレビとの距離が適切でない場合、見やすい位置を求めて床に座ることもありそうです。
テレビとソファとの距離の目安
43インチ → 1.3m~1.6m
50インチ → 1.5m~1.8m
55インチ → 1.7m~2.0m
ソファがテレビと遠すぎたり近すぎたりすると、見づらく感じてしまうため、床に座る習慣がついてしまうこともあるかもしれませんね。
まとめ
これから家を購入する方にとって、家具の配置やくつろげる空間づくりはとても重要です。
✔ 部屋全体を温めると、床暖房やこたつが不要に?
快適な空間をつくるには、単にエアコンで室温を上げるだけではなく、家の断熱性と気密性を高めることが重要です。
人が感じる体感温度は、以下の計算式で決まります。
(天井・壁・床の平均温度 + 室温) ÷ 2
つまり、室温を上げるだけではなく、壁や床などの表面温度も快適な温度にすることが大切です。
これが実現できれば、こたつや床暖房がなくても、家全体が暖かく快適な空間になります。
✔ 建売住宅を購入する前に確認すべきこと
建売住宅を検討している方は、以下のポイントを事前にチェックしておくと安心です。
お手持ちの家具やテレビを置いたときに、くつろげる空間になるか?
→ ソファの前に床座りせずに済むよう、レイアウトを事前に考える。
これからソファを買う予定なら、家具のサイズを確認しておく
→ 家具屋で好みのソファをチェックし、内見時にその家具が置ける広さがあるか確認する。
これらを意識しておくことで、購入後に「思ったより狭くてソファが使いづらい…」と後悔するリスクを減らせます。
お部屋の〇〇帖という数字上の広さだけでなく、実際に家具を置いたときの住み心地まで考えた上で選ぶことが大切だとも思います!
では、また次回のブログでお会いしましょう。