2021年12月19日投稿
最高気温が10℃に満たない寒い季節になりました。そこで、陽当たりの良いマンションのリビングと陽当たりの悪い一戸建てのリビングで、それぞれ暖房が入っていない時の室温やサーモグラフィを使用して壁・床の表面温度を測定してみました。
陽当たりの良いリビングVS陽当たりの悪いリビング、室温と表面温度の違いは?
南向きで陽当たりの良いリビングと北向きで陽当たりの悪い(直射日光は入らない)リビング、感覚的には南向きのリビングの方が暖かいよねということは分かりますが、販売中の物件で実際の温度差はどの位になるか計測しました。
先ずは南向きで陽当たりの良いマンションのリビングのサーモグラフィです。
12月中旬で外気温12℃、お天気は快晴、空室でエアコンや家電など熱源のない状況です。
直射日光の当たっている床部分の温度は28℃、日光の当たっていない壁の温度は21.2℃、窓は28℃、天井は20℃でした。
つづいて、北向きで陽当たりの悪いリビングのサーモグラフィです。
12月中旬で外気温11℃、お天気は快晴、こちらも空室でエアコンや家電など熱源のない状況です。
※実際に販売中の物件である為、特定できないよう測定してない部分の画像をぼかしています。
こちらの室温は11.4℃、床、窓、天井、壁ともに4℃強という温度でした。
陽当たりの良いリビングと陽当たりの悪いリビングとでは、床の表面温度の差が24℃もありました。
陽当たりの良いリビングはコートどころかシャツ一枚でも丁度いい室温で、太陽光のありがたみがよく分かります。
一方、陽当たりの悪いリビングで過ごすにはガス若しくは電気代が余計に係るうえに厚手の部屋着も必要になりますので、その分の収納スペースも必要になります。
また、以前にもお伝えしましたが、体感温度は(室温+周辺の表面温度)÷2という式で求めることができますので、暖房で室温だけ上げても、床や壁の表面温度が上げないと暖かみを感じません。
冬に暖かく、省エネで暮らすには、陽当たりと断熱性の高い家であることが重要です。
今回撮影した物件を実際にご覧になりたいお客様、販売中であればいつでもご案内可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。
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