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板橋区の特徴②~標高・液状化予測図・ハザードマップ~

板橋区の特徴

2019年10月2日投稿
2024年8月1日更新
2026年8月21日更新
板橋区の特徴②~標高・液状化予測図・ハザードマップ~
本日は板橋区のハザードマップ、標高や液状化についてご紹介させて頂きたいと思います。板橋区の洪水ハザードマップは「荒川氾濫版」「中小河川版」「雨水出水版」に整理され、これまで一体で表示されていた中小河川の氾濫と雨水出水(内水氾濫)が別々のマップになりました。土砂災害ハザードマップ、首都直下型地震の被害想定なども公開していますので併せてご覧ください。


板橋区の洪水ハザードマップは「3種類」に整理されました
荒川氾濫版(大規模河川の外水氾濫)
中小河川版(石神井川・新河岸川・白子川の氾濫)
雨水出水版(下水道があふれる内水氾濫)

以前は②と③がひとつの「集中豪雨版」にまとめられており、中小河川の氾濫による浸水なのか、下水道があふれたことによる浸水なのかが図面上で区別できませんでした。現在は原因ごとに分かれているため、ご自宅・ご検討中の物件が「どの水害に弱いのか」を切り分けて確認できるようになっています。

洪水ハザードマップ 荒川氾濫版(外水氾濫)

台風などによって川の水が堤防からあふれたり、堤防が決壊したりすることによって発生する洪水のことを『外水(がいすい)氾濫』といいます。
板橋区の洪水ハザードマップ(荒川氾濫版)は、国土交通省が公表した「荒川水系荒川洪水浸水想定区域図」(水防法に基づく想定最大規模の降雨。荒川流域で3日間の総雨量632ミリメートル)に基づいて作成されています。
※板橋区役所 令和7年12月改訂

板橋区 洪水ハザードマップ 荒川氾濫版

※出典:板橋区役所

板橋区は武蔵野台地と呼ばれる高台の立地と、荒川低地と呼ばれる低地に分かれております。都営三田線は地下鉄ですが、志村坂上駅から志村三丁目駅間で地下から地上に上がるのが特徴的です。

また、台風や大雪の際には志村坂上駅から西高島平駅間の運休があります。志村坂上駅は地下にありますが、本蓮沼駅との間で折り返し設備があるようで、本蓮沼駅で折り返し運転になります。

なお、荒川氾濫版とあわせて、水が引くまでの時間を示した「荒川浸水継続時間版」も公表されています。舟渡・新河岸などの低地では、浸水が2週間以上続くと想定されている区域があります。浸水深だけでなく「どのくらいの期間、自宅に戻れないか」という視点でも確認しておきたいところです。

洪水ハザードマップ 中小河川版

板橋区内を流れる中小河川は石神井川・新河岸川・白子川の3河川です。中小河川版は、東京都が作成した浸水想定区域図を基に、想定最大規模の降雨(1時間雨量153ミリメートル、総雨量690ミリメートル)があった場合に想定される中小河川の氾濫による浸水状況を示しています。
※板橋区役所 令和8年8月改訂

板橋区 洪水ハザードマップ 中小河川版

※出典:板橋区役所

注目していただきたいのは、石神井川沿いの帯状の浸水想定です。石神井川は板橋区を東西に横断しており、加賀・仲宿・中板橋・大山・上板橋・常盤台といった台地側のエリアでも川沿いには浸水想定が広がります。「高台だから安心」ではなく、川からの距離と敷地の高さで判断する必要があります。

なお石神井川では、東京都が城北中央公園(練馬区・板橋区)の地下に調節池を整備するなど、豪雨対策が段階的に進められています。ハザードマップはあくまで現時点の整備状況を前提としたシミュレーションである点にご留意ください。

雨水出水(内水)ハザードマップ

近年多発しているゲリラ豪雨など、短時間で大雨が降り、下水道の処理能力を超えてあふれることで発生する浸水を『内水(ないすい)氾濫』、法令上は『雨水出水(うすいしゅっすい)』といいます。マンホールから水が噴き出したり、道路が冠水したり、半地下車庫や地下室が水没するのはこのタイプです。

板橋区の雨水出水版は、東京都(下水道局)が作成した浸水想定区域図を基に、想定最大規模の降雨(1時間雨量153ミリメートル、総雨量690ミリメートル)があった場合に想定される浸水状況を示しています。
※板橋区役所 令和8年8月

板橋区 雨水出水(内水)ハザードマップ

※出典:板橋区役所

従来、板橋区では「集中豪雨版」のなかで中小河川の氾濫と内水氾濫がひとまとめに表示されており、当ブログでも長らく「板橋区は水防法に基づく雨水出水ハザードマップを作成していません」とご案内してきました。今回、雨水出水版が独立したマップとして公表され、この状況が変わっています。

雨水出水版で必ず見ていただきたい3点
台地の上でも色が付く……くぼ地・すり鉢状の低い土地・かつての谷筋は、標高が高くても水が集まります。
道路より低い敷地……道路面より下がった駐車場、半地下、掘り込み車庫は雨水の逃げ場になりやすい形状です。(半地下物件をおすすめしない理由
浸水深10cm~50cmの区域……色が薄くても、玄関からの床下浸水・車の水没は十分に起こり得ます。

▼ 雨水出水でもっとも被害が出やすい物件です ▼

半地下物件をおすすめしない理由

道路より低い半地下車庫や掘り込み車庫には、下水道からあふれた雨水が真っ先に流れ込みます。実際の被害事例と、購入前に確認しておきたいポイントをまとめました。

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出典・最新情報は板橋区公式ホームページをご確認ください。

国土地理院 デジタル標高地形図

板橋区 国土地理院 デジタル標高地形図

青みが強いほど標高が低くなっています。板橋区は武蔵野台地の端になり、台地側と低地側とでは液状化にも影響があるんです。東武東上線「上板橋」駅以西の駅の北側部分は地山になっており、急な坂が多いのも特徴です。

続いて都営三田線「新板橋」駅から「西高島平」駅までの断面イメージ図をご覧ください。

都営三田線「新板橋」駅から「西高島平」駅までの断面イメージ図

縦横比50:1(国土地理院地図参照)

「志村坂上」駅の標高は約23mですが、「志村三丁目」駅の標高は約5mとおよそ18mの高低差になります。三田線が「志村坂上」駅から「志村三丁目」駅の間で地下から地上に上がるのは、この高低差によるものです。

デジタル標高地形図は、地理院地図(電子国土Web)からどなたでも無料でご覧いただけます。ご自宅・検討中の物件の標高を実際に調べる手順は、下記の記事で解説しています。
続いて、液状化予測のご説明になります。

液状化予測図

液状化動画

板橋区 液状化予測図

標高地形図とリンクするように低地側は液状化の可能性がある地域になります。

上記の液状化予測図は平成24年版になり、「令和3年版」、「東京被害想定マップ」などバージョンアップしておりますので、下記をご参照ください。

富士屋不動産では、物件のご案内時にハザードマップも添付しております。

土地・新築一戸建てのご購入をご検討の方へ
ハザードマップ・標高・液状化予測図を「実際の物件選びでどう使うか」をチェックリスト形式にまとめています。購入前の確認事項として、あわせてご覧ください。

板橋区で一戸建て、マンションのご購入の際は、地元の富士屋不動産にお任せください。


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