さて、家探しにおいて、この時期は寒いし年末で忙しいから、あまり見学には行きたくないと思われる方も多いかもしれません。
しかし、この時期から3月21日の春分の日にかけての陽当たりを確認することこそ、その家の持つ「陽当たりスペック」を知ることができます。
断熱性能の劣る家であっても、陽当たりがよければ日中は暖かく過ごすことができ、日が落ちる16時30分頃にはカーテンを閉めて熱が逃げにくくする住まい方をオススメします。
弊社事務所においての季節による陽当たり具合を見て頂きます。
先ずは、1年で最も太陽高度が高くなる夏至、6月21日12時の陽当たりです。
つづいて、12月23日12時の陽当たりです。
1階どころか3階のバルコニーにすら日が差しておりませんね。
都市部において、1年を通して陽当たり抜群という立地は数少ないので、最も寒くなる1月、2月の時期に陽射しが入る家がお勧めです。
12月に1月、2月の陽当たりをどう確認するかというと、専用のアプリを使ってシミュレーションができます。
紫の線が冬至、グレーが春分・秋分、黄色が夏至時の太陽高度になりますが、夏至時だけビルより上に線が出ているので、直射日光が当たるということです。
このアプリを使えば、どの季節であれば窓から直射日光が入るかシミュレーションできるので、有料のアプリですが陽当たり重視の方にはオススメです。
また、折角陽当たりのよい家、住戸を買っても、カーテンを閉めているとお部屋が暖まりにくくなるので、冬場だけは思い切ってカーテンを開けっ放しにするとお部屋が暖かくなりますよ。
●関連記事
今日のところはこの辺で。