先日、板橋区加賀にある『ZEH水準適合』のリノベーションマンションの工事現場を見学してきました。中古マンションでの断熱材の施工方法を実際に確認できる貴重な体験でした。
特に、外周部や床下部に断熱材がしっかりと施工されている様子が印象的でしたが、写真撮影が禁止されていたため、ここで写真をご紹介することはできません。断熱材の施工例が見たい方は、断熱材メーカーの公式サイトに参考写真がありますので、ぜひご覧ください。
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マンションにお住まいの方で、特に北向きの部屋が寒く、結露やカビに悩んでいる方は少なくないでしょう。特に古いマンションでは、結露やカビの問題がよく見られます。
窓の性能と断熱材の薄さ
多くのマンションでは、窓の断熱性能が低く、さらに壁の断熱材自体が薄い場合が多いです。これにより、冬場には室内に冷気が侵入しやすくなり、結露やカビの原因となります。
右側の窓には内窓が入っていますが、窓で結露しない分、壁が余計に結露しているのだと思います。
特に築年数の古いマンションでは、薄い断熱材しか施工されていないことが多く、十分な断熱効果が期待できません。
築30年位のマンションから、現地でスプレーのように吹き付けて施工するウレタン断熱が主流になっていますが、こちらは厚みによって断熱性能が変わります。
気密性と結露の問題
マンションは一般的に気密性が高く、壁や窓に隙間がないため空気の循環が悪くなりがちです。その結果、湿気がこもりやすくなり、結露やカビが発生しやすい環境となります。特に、北側の部屋ではリビングなどから暖かく湿った空気が流れ込み、冷えた窓や壁で結露します。
最上階が暑すぎる
最上階にお住まいの方は、夏の暑さに悩まれている方も多いでしょう。
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結露やカビに悩んでいる、最上階で夏が暑すぎるという不満を抱えている方は、内窓の設置や断熱材を追加する断熱リフォームを行うことで室内環境を大幅に改善できるだけではなく、光熱費の削減にもつながります。
内窓の設置は補助金もありますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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