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DIYで断熱二重窓とハニカムシェードを設置してみました。暑さ、寒さの原因は窓による影響が大きいのを実感。

カテゴリ:お役立ち情報
2021年 9月23日投稿
2021年 9月25日更新
2022年  7月 2日更新

暑さ、寒さの原因は窓による影響が大きいと、このブログ(建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点③窓について)でもお伝えしておりますが、弊社事務所も出入り口の他に大きな窓がある為、冬の寒さ対策としてDIYで断熱二重窓とハニカムシェードを設置してみました。

断熱二重窓 アクリサンデー

北区浮間にある島忠ホームズで、アクリサンデー社製の枠とポリカーボネイトがセットで販売されています。
購入したサイズはLL(1800×1800)で価格は税込み12,864円です。

同社のホームページを見ると、設置効果のイメージがありました。

アクリサンデー 二重窓 試験の効果


※イラスト:アクリサンデー株式会社

作業中の写真も撮影したかったのですが、残暑の厳しい日(30度超えの真夏日)で、汗だくになりながらの作業でしたので、割愛させて頂きました。なんやかんやで3時間超で設置することが出来ました。

二重窓を設置

窓前にラックやPCがあり、うまく撮影ができず非常に分かりずらいのが残念ですが、ぴったり納まっています。


早速、その効果を確認してみましょう。まずは、既存窓の単板ガラスの表目温度を放射温度計で測ってみると33.9℃でした。


つづいて、ポリカーボネイトの表面温度を計測すると28.6℃、その差は5.6℃でした。


サーモカメラで撮影してみると

令和4年7月2日に新たにサーモカメラで撮影しましたので、その効果を視覚で見ることができました。

窓 サーモ写真

画像をタップすると拡大します

単板ガラス部分の温度は33.0℃、二重窓の温度は27.3℃で約5.7℃の温度差です。

実際に窓付近に手を近づけると、温度の違いがはっきり分かります。

続いて入口にハニカムシェードを設置しました。

元々はロールスクリーンを付けておりましたので、断熱効果を測る為、1枚分だけハニカムシェードへ交換です。

ハニカムスクリーン

左側が今回交換したハニカムシェード、右側は既存のロールスクリーンになります。

ハニカムスクリーン取手

購入したハニカムシェードは、コードレスで上げ下げがラクラクです♪

ハニカムシェードの断面は名前の通り蜂の巣型になっています。

階段部分にハニカムシェードがオススメ

今までは、階段部分にカーテンやロールスクリーンの設置をオススメしておりましたが、コードレスタイプのハニカムシェードの方が使い勝手が良いかもしれません。

こちらも同様にサーモカメラで撮影してみたところ、効果を視覚でみることが出来ます。

ハニカムスクリーン

画像をタップすると拡大します

体感温度は(室温+周壁や床の表面温度)÷2

過去のブログ(一戸建てはなぜ寒い?)でもお伝えしておりますが、体感温度は(室温+周壁や床の表面温度)÷2ですので、確実に効果があります。

こんな商品あると知っていれば、10年住んでいた一戸建ての時にも付けたのにと思っています。

今から冬を迎えますので、より効果を発揮してくれそうです。

冬場になりましたら、再度、単板ガラスと内窓の表面温度を測って、このブログで報告させて頂きます。

冬寒い一戸建てにお住まいで、洗面室やトイレ使用時がツラいと思われている方、ぜひDIYでチャレンジして見てください。

新築一戸建ての購入を検討されているお客様も、ぜひ窓の性能も気にかけて下さいね。もちろん、富士屋不動産へ家探しをご依頼いただければ、窓だけではなく、その他の断熱性能についても調査しご報告させて頂きますよ。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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