水災の保険料が水害リスクに応じて5段階に細分化
昨年10月に火災保険料が値上がりしたばかりですが、来年は火災保険のうちの水災保険料が値上がりするそうです。
保険料率はリスクに応じて5段階(市区町村別)に細分化し、水災のリスクが低いエリアとリスクが高いエリアによって保険料率が変わります。
自分が今住んでいる市区町村が、5段階のうちの何番目にあたるのか下記のサイトから調べることができます。
昨年に浸水被害のあった静岡の清水で3等地でしたので、板橋区は2等地くらいかなと思って調べたところ”3等地”でした。
周辺エリアも調べてみましたが、荒川区や足立区など低地エリアは5等地、隣の北区は4等地、豊島区や練馬区は1等地になります。
板橋区、北区は武蔵野台地側と荒川低地側とでは、外水氾濫のリスクが大分違うと思うのですが、市区町村別で分けてしまうと、この評価は仕方のないところかもしれません。
今回の細分化により、水災リスクが低くて保険料が安くなる市町村と水災リスクが高くて保険料が高くなる市町村が明確になったことで、不動産価格にも影響してくる可能性もありますね。
火災保険とセットで加入される地震保険も、建物の耐震性能によって割引率が違いますので、これから家を買おうと思っている方は”水災リスク”や”家の耐震性能”にも目を向けてほしいところです。
今日はこのへんで。
では、また次回のブログでお会いしましょう。