地面師とは土地の所有者になりすまして、土地売買代金を騙し取る詐欺師のことです。数年前には大手ハウスメーカーAを買主とした数十億円の土地取引において事件が発生し、ニュースでもかなり取り上げられていましたね。
弊社の最近の不動産売買は建売住宅の仲介が多く、売主は不動産会社ですので、地面師と遭遇することはありませんが、土地売買や弊社が土地を仕入れる際には気を受けなければならないと思い、今回取引先の司法書士事務所が開催した「地面師対策セミナー」へ参加させて頂きました。
大手ハウスメーカーが引っ掛かるほど、巧妙な手口で不動産業者、司法書士を騙そうとする地面師。
最近では数億円などの高額ではなく、数千万円の土地取引でも地面師が暗躍しているとのことでした。
セミナーでは、地面師に騙されない為の具体的な対策、実際の偽造書類なども見ることができましたので、今後の不動産取引時の参考になりました。
こちらの事務所は、実際に地面師との取引に遭遇したそうで、本人確認書類、権利証が偽造されたものだと見抜き、未然に詐欺を防ぐことが出来たそうです。
不動産取引の際には、売買でも賃貸でも本人確認として運転免許証やパスポートを確認しますが、それが本物か偽造されたものかどうかを「あるもの」で判別する方法もあり、それは早速取り入れてみようと思いました。
ちなみに上記で書いた大手ハウスメーカーAが騙された土地取引は、事件発覚の3か月後に真の所有者から大手不動産会社Bに売却されたそうです。
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