2023年10月31日投稿
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軒ゼロ、サイディング外壁
最近の建売の外観は、軒の出がないボックス型や片流れ屋根などのデザインがはやっていて、外壁の素材はサイディング貼りの住宅が多いように思います。
最近ではサイディング材も種類が豊富になりデザイン性も高くなりましたが、どうしてもつなぎ目が目立ってしまうため、より洗練されたデザイン性を求めモルタル吹付工法を採用している分譲会社もあります。
モルタル吹付工法を採用した分譲住宅はそれほど多くはなく、最近では殆ど見かけることはないのですが、たまたま建築中の建売住宅があったのでブログで取り上げてみました。
下地に防水シートと金網が張られていて、金網の上からモルタルを塗っていきます。
この家、ちょっと気になるのが通気層がないんです。サイディング工法は新築であれば通気層がありますが、モルタル工法だと通気層がない家があるんですよね。
過去に紹介した高気密高断熱住宅であるM様邸もモルタル吹付工法ですが、しっかり通気層を設けています。
M様邸は防水シートの上に胴縁を設けて通気層を確保し、金網を張っています。
通気層を設けた方が、万一雨が浸入しても躯体側まで水が入りにくいことと壁内結露の予防にもなります。
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家の耐久性を決める要因は、雨漏り・結露の予防とシロアリ対策ですので、壁に限らず通気層が確保された家がいいですよ。
通気とシロアリについては下記のブログをご参照ください。
今日のところはこの辺で。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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