先週の日曜日になりますが、この1年間楽しみにしていたM様邸の構造見学会へ参加してきました。
M様邸の施工は、練馬区(最寄り駅は東武東上線「東武練馬」駅)にある「アセットフォー」さんという地域密着型の工務店さんになります。
この1年の間にもアセットフォー社による構造見学会や完成見学会も行われていたそうですが、最初に見学するのはM様邸と決めていたので、1年越しでその希望が叶いました。
見学会での様子は、アセットフォーの荒井社長がブログで書かれていますので併せてお読みください。
荒井社長のブログに書かれている、1日の見学会に午前と午後の2回も参加して、誰よりも熱心に聞いているのは私です。(笑)
計3時間も現地にいたのですが、荒井社長も私のマニアックな質問に一つ一つ丁寧に解説していただきました。
高性能な家造りをされている工務店の構造見学会には数件参加しましたが、どの工務店も完成すると見えなくなってしまう部分にこそ、各社のこだわりがあり、手間を掛けているのがよく分かります。
気密処理
M様邸は、断熱材にウレタンパネルを使用したFP工法になります。
FP工法の詳細については、アセットフォー社のホームページをご覧ください。
柱や梁とパネルの接合部分、窓廻りや電気配線が貫通する部分など、すき間が出来てしまう部分には、全て気密テープ(銀色のテープ)で塞いでいます。
パネルをはめ込む際に打ち込んだビス部分もテープ処理を行っていました。 1階床の下地合板のつなぎ目にもテープ処理を行っています。 床と柱の取り合い部分も小さいすき間があるので、しっかりテープ処理していました。
1階部分の床付近が暖まらない原因の一つが、接合部のすき間から床下の冷気が壁内や室内に入り込んでしまうからなんですよ。
このような小さいすき間を一つ一つ丁寧に処理することで、家全体の気密性が上がります。
なお、気密測定は完成時に行うそうです。
窓はエクセルシャノン社のトリプルガラスの樹脂サッシを採用していました。
窓といったらYKK-AP、リクシルが有名で、エクセルシャノンって私も3年ほど前に初めて知った窓メーカーなのですが、国内メーカーで樹脂サッシ専業として老舗のようです。
窓の模型も用意されていました。
オール樹脂窓はアルミ樹脂複合窓と比べて熱を通しにくいので、結露や窓辺付近からの冷気を感じることが少なくなります。
家全体の表面積と比べて窓の面積は小さいけれど、冬場に暖房を入れた部屋の熱が逃げてしまうのは窓からが一番多い(約50%)ので、窓の性能を上げることがとても大切なんです。
床材は無垢フローリングを使用しており、一般的に採用されているシートフローリングと比べてヒンヤリ感が少なくなります。無垢フローリングは定期的にお手入れが必要なこととキズ、ヘコミが付きやすいというデメリットもありますので、お客様により好みが分かれるかもしれませんね。
最近ではスリッパを履いて過ごす方も多く、ワックス掛けも不要なシートフローリングが主流になりましたが、床は肌に触れている時間が一番長いものですし、裸足でいることの多いお子様がいるご家庭には個人的にはお勧めです。
透湿防水シートはWUERTH(ウルト)社製
過去のブログでも書きましたが、耐久性まで考えている工務店さんが使用する防水シートはウルト社製が多いですね。荒井社長へお願いし、こちらの防水シートのサンプルを頂けることになりました。
キャップのサンプルはあるのですが、ウルトの防水シートのサンプル欲しかったんですよね。
弊店にはフローリング(無垢床・挽板・突板・シート)、断熱材(グラスウール・発砲ウレタン・フェノールフォームなど)、外壁用の面材(構造用合板・ダイライト・ノボパン)、床下地合板などのサンプルもあったりします。
まだまだお伝えしたいことはありますが、キリがないので今日はこの辺で止めておきます。
アセットフォーさんは定期的に完成見学会、構造見学会を行っているようですので、板橋区・練馬区で高性能な家を建てたいという方は、ぜひお問い合わせください。
特に完成してしまうと見えなくなってしまう部分は、住み心地や家の耐久性にも大きく関わるところですので、構造見学会に参加されることをお勧めします。
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