朝日ウッドテック社が開催したWOODTEC FAIR2022へ参加し、様々な種類のフローリング材を靴を脱いで歩いて、質感を体感してきました。
家で過ごす時、肌が一番触れている、接している部分が床であり、内装のデザインや雰囲気の要でもあるのが床材になります。
一般的に家の床材というとフローリングになると思いますが、フローリングにも種類があるのご存じですか?
フローリングは大きく分けて、無垢フローリングと複合フローリングの2種類があります。

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個人的には天然木の一枚板を加工した無垢フローリングが好みではあるのですが、無垢フローリングは価格が高くなることや定期的にお手入れが必要になり、建売住宅での採用は多くありません。
複合フローリングとは、合板の上に薄くスライスした天然木や化粧シートを張り合わせたもので、挽板(ひきいた)フローリング、突板(つきいた)フローリング、シートフローリングの3種類があります。
挽板フローリングとは表面に2mmほどの天然木を張ったもの、突板フローリングとは表面に0.5mmほどの天然木を張ったもの、シートフローリングとは表面に木目の化粧シートを張ったものになります。
20年位前までは突板フローリングが主流で、一部の高額物件では無垢フローリングを採用した物件も見受けられましたが、最近の建売住宅においてはシートフローリングが主流になりました。
室内でもスリッパを履いて生活する方が多く素足で歩くことはない、お手入れが楽でパッと見た感じは普通の木目、価格も安いということがシートフローリングが主流になった理由ではないかと考えます。
会場に掲示されていた朝日ウッドテック社のフローリングの比率を見ても、シートフローリングの採用率の高さが分かります。
WOODFAIRでは、挽板フローリングとシートフローリングの質感や触れ心地の違いを体験することができ実際に歩いてみるとその違いがよくわかるのですが、写真だと違いが分かりませんね。
今日の目的はこの踏み心地の違いを知ることでしたので、これだけも来たかいがありました。
挽板フローリングを採用した建売住宅も無垢フローリングと同様にほぼ見ることはありませんが、似た踏み心地である突板フローリングを採用した物件はたまに見かけますので、ぜひ天然木の踏み心地を体験してほしいところです。
弊社の事務所にサンプルのご用意もありますので、近くにお住まいという方であればお気軽にご来店ください。
無垢フローリングのサンプルもあり、塗料の仕上げにより触り心地が違うのですよ。
まだ商品化はしていないようですが、ハンドスクレイプ調という表面が凸凹した加工のフローリングもあり、気持ちいい踏み心地でした。
建売住宅の内覧時に見ておきたいポイントと注意点
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