富士屋不動産TOP > 株式会社富士屋不動産のブログ記事一覧 > 建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点⑫長期優良住宅について

建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点⑫長期優良住宅について

≪ 前へ|大手鉄骨ハウスメーカーの家をサーモグラフィカメラで撮影してみました。   記事一覧   アルミ単板ガラス窓、アルミ樹脂複層ガラス窓の性能を断熱材に置き換えてみました。|次へ ≫

建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点⑫長期優良住宅について

カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
2021年7月31日投稿
2022年3月28日更新

購入時に見ておきたいポイント⑬

建売住宅を購入する前に確認して欲しい注意点とポイントについて、数回に分けて書きたいと思います。
一般的にお伝えされているものではなく、少しマニアックなところの説明です。
建売住宅なんてどれも一緒でしょ!と思われているお客様、それは大きな間違いです。35年もの長期ローンを組んで後悔したくない方、いい家を買いたい、安心して住みたいと思われる方は、ぜひ富士屋不動産へご相談下さい。

第十二回目「長期優良住宅」についてのご説明です。
長期優良住宅認定とは、いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」というストック活用型の社会への転換を目的とし長期にわたり良好な状態で使用する措置が講じられた優良な住宅で、「耐震性」、「省エネルギー性」、「劣化対策」、「維持管理・更新の容易性」、「住戸面積」、「居住環境」、「維持保全計画」などの性能項目に適合した住宅のことです。


長期優良住宅


1.「耐震性」は、耐震等級2以上が必要となります。

詳細は過去ブログをご覧ください。

2.「省エネルギー性」は、断熱等性能等級4の基準が必要です。
詳細は過去ブログをご覧ください。
※令和4年10月から断熱等性能等級5及び一次エネルギー消費量等級6の基準に強化されます。

3.「劣化対策」は、劣化対策等級3(最高等級)の基準になり、数世代に渡り住宅の構造躯体が使用できること。
通常想定される維持管理条件下で、構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置をとること。
その他、床下及び小屋裏の点検口の設置や床下空間の有効高さを330㎜以上とすることになります。

4.「維持管理・更新の容易性」は、維持管理対策等級3(最高等級)の基準になり、構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。
構造躯体等に影響を与えることなく、配管の維持管理を行うことができること。
更新時の工事が軽減される措置が講じられていることなどがあります。

5.「住戸面積」は、住戸面積は75㎡以上かつ少なくとも一つの階の床面積(階段部分を除く)が40m2以上必要です。

6.「居住環境」は、良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること。各区ごとに基準が異なります。

7.「維持保全計画」は、建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。
維持保全計画に記載すべき項目については、①構造耐力上主要な部分、②雨水の浸入を防止する部分、③給水・排水の設備について、点検の時期・内容を定めること。
少なくとも10年ごとに点検を実施することが必要です。

その他、一戸建てへの適用はありませんが、バリアフリー性、可変性などの要件もあります。

3階建ての長期優良住宅が少ない理由

2階建ての多い郊外型の建売住宅においては、長期優良住宅認定の物件も稀に見かけますが、3階建ての多い都心部では殆ど見かけませんね。
道路斜線や高度地区などによる高さの制限が厳しく3階建ての多い都心部では、床下有効空間の確保(330mm以上)、基礎の高さが40センチ以上を確保するとなると、3階部分のお部屋の天井高さが低くなってしまうこと。
また、1つの階の床面積(階段を除く)が40㎡以上必要というのも都心部の狭小住宅では厳しい要件になります。

長期優良住宅のメリット

長期優良住宅の認定を取得するメリットは、地震に強く、省エネ性能も配慮することによって住宅そのものの性能が上がること、また構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分や給排水設備などを定期点検することによって、より長く安心して住み続けることが出来ることです。

デメリットと思う人もいるかも?
維持保全計画書を元に10年に1度の定期点検や修繕などが義務化されます。点検期間は30年以上行うことが義務付けされており、その内容は調査記録として保管することになります。
また、地震や台風などの大規模災害があったときには、臨時的に点検を実施する必要があり、点検の結果を踏まえて必要に応じて修繕など行います。

10年毎に行わなければならない定期点検は、購入された方によってはデメリットと思う方もいるかもしれませんね。
そもそも35年もの長期でローンを組むのに、10年毎のメンテナンスが面倒と思うのであれば賃貸や分譲マンションがおススメです。

経済的なメリットもあります。
住宅ローン控除の限度額が3000万円→5000万円に引き上げ。
◎建物保存登記の登録免許税が0.15%→0.1%に引き下げ。
◎耐震等級3で地震保険料が50%OFF)

その他、新築時に長期優良住宅認定を受けていて、定期点検やメンテナンスされた住宅は資産性が上がりますので、将来ご売却する際にはプラス材料になりますね。

長期優良住宅認定を受けた建売住宅はあるの?

国交省によると令和元年度の長期優良住宅認定の実績は約10万7千戸で、住宅着工全体の約12%とのことです。
都心部で長期優良住宅認定を受けた建売住宅となると、市場に出ているものは1%もないでしょうか。
板橋区内でも2階建ての多いエリアなどでは、稀に販売されていることもあります。
長期優良住宅、気になる方は富士屋不動産までお気軽にお問合せ下さい。


建売住宅の内覧時に見ておきたいポイントと注意点

第十五回・・・「ホントに怖い!!壁の中の結露について②」


「断熱性能のお話し」シリーズ


富士屋不動産では板橋区・北区・豊島区を中心に不動産情報を豊富に取り扱っております。
板橋区・北区・豊島区で一戸建て、マンションをお探しなら、ぜひご相談下さい。

株式会社富士屋不動産
電話:03-5248-6228
お気軽にどうぞ

メールでのお問合せは


LINE@からのご相談も可能です。

友だち追加

インスタ始めました。


≪ 前へ|大手鉄骨ハウスメーカーの家をサーモグラフィカメラで撮影してみました。   記事一覧   アルミ単板ガラス窓、アルミ樹脂複層ガラス窓の性能を断熱材に置き換えてみました。|次へ ≫

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

>>全ての記事を見る

XMLRSS2.0

  • 周辺施設検索
  • 板橋区の小学校一覧
  • 豊島区の小学校一覧
  • 北区の小学校一覧
  • 売却
  • 会員バナー
  • 会員登録がお済の方はこちら

  • 掲載物件数
    ロード中
    公開物件数
    ロード中
    会員物件数
    ロード中
  • 山本オススメ物件
  • ブログ
  • 会社概要

    会社概要
    株式会社富士屋不動産
    • 〒173-0005
    • 東京都板橋区仲宿48-10
    • TEL/03-5248-6228
    • FAX/03-5248-6628
    • 東京都知事 (3) 第93007号
  • 不動産総合ポータルサイトいえらぶ参加中
  • SSL

    本ページは、SSL技術によって暗号化し、
    入力情報を保護しています。

山本 亮 最新記事



山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

スタッフ情報を見る

トップへ戻る