
板橋区で新築一戸建てを買うなら知っておきたい!②階段編
板橋区・北区・豊島区で新築一戸建てを検討中の方に向け、建売住宅の階段について詳しく解説します。板橋区・北区・豊島区で物件をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
建売住宅の階段は狭い?急なの?
建売住宅の階段は、狭くて急だというイメージがありませんか?
木造住宅の場合、一般的に900mm・910mmをモジュール(規格寸法)として設計しますので、建売住宅でも注文住宅でも、階段の間口幅(踏み幅ではありません)はほぼ同じです。
※一部のハウスメーカーでは、メーターモジュール(1m)を採用している会社もあります。
違いがあるのは、階段の踏み幅、特に廻り階段部分の踏み幅です。これは建売住宅のメーカーによって大きく異なります。
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4段廻りの階段とは?
まずは、板橋区など23区内に建つ3階建ての建売住宅では一般的な「4段廻りの階段」です。
4段廻り階段は、910mmモジュールの四角の中に4段の踏面があり、4段廻りと呼ばれます。
3段廻りの階段とは?
3段廻り階段は、910mmモジュールの四角の中に3段の踏面があり、2階建てやパワービルダーの階段で多く用いられています。
写真や動画を見ていただければ分かるように、4段廻りより3段廻りのほうが踏み幅が広くなるため、より安全で上り下りしやすくなりますね。
厚生労働省の人口動態統計年報によると、平成21年に家庭内の階段およびステップからの転落や転倒で亡くなった方の数は480人で、そのうち約8割の381人が65歳以上、30歳~64歳の方も約2割の95人います。
でも、数年先、数十年先にはご自身も必ず高齢者になりますので、今は大丈夫と思っていても、その先まで見越してみてはいかがでしょうか?
また、小さいお子様のいる方は、ぜひ3段廻りの階段を上り下りしてみてください。抱っこしながら階段を上り下りしてみると、その違いがはっきり分かりますよ。
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なぜ4段廻りが多いのか?
では、なぜ建売住宅は4段廻りを多く採用するかというと、お部屋を広く取ることができるからです。
4段廻りにすることにより、各フロアの部屋面積を約0.25帖増やすことができるんです。特に、狭小住宅の場合、1階は車庫スペース、玄関、ホール、寝室、お風呂、洗面室を設けますので、階段スペースを犠牲にすることが多いのです。
過去に4段廻り階段の物件を購入されたお客様のお話です。
そのお客様は高齢で単身の方でしたので、「階段は大丈夫ですか?」と何度も確認してご購入いただきました。今でも3階に寝室があり、普通に上り下りされているそうで、「慣れれば平気よ」とおっしゃるお客様もおられます。
4段廻りと3段廻りの併用もある
そのほか、3段廻りと4段廻りを併用しているメーカーもあります。
こちらは下る側1段目の踏み幅を広くするため、下り側の1段目は3段廻り、上り側の1段目は4段廻りになっています。こちらのタイプの階段であれば、910mm×2730mmのサイズで納まりますので、お部屋を狭くする必要はありません。
ただし、デメリットもあります。
通常は1フロア当たり13段(上記図参照)で上がりきることが多いのですが、こちらは一部が3段廻りで、1段分の踏み段が減りますので、12段で上がりきるようになっています。したがって、1段ずつの蹴上(けあげ)高さが上がりますので、急に感じる方もいるかもしれませんね。12段上がりの場合、天井高さを低くして調整している場合もあります。
続いて階段の断面図で、それぞれの勾配を見てみましょう。
左から、階高(下階から上階までの高さ)が2.55mで12段上がり(1段当たりの蹴上212.5mm)、階高2.65mで2.73mの4段廻り(1段当たりの蹴上203.8mm)、階高2.65mで3.185mの3段廻りの勾配になります。
※勾配を見ていただくため、すべてストレート階段での断面になります。実際の廻り階段の場合の踏み幅とは異なります。3段廻りの階段のほうが勾配も緩くなるのがお分かりいただけると思います。
手すりの位置も重要です
上記で紹介している手すりの位置は、すべて階段の外側(外周部)に設置されていますが、一部の住宅では内側に設置されている物件もあります。内側に設置することによって、コストダウンを図っているものと思われます。
下記のイラストの赤い線(外側手すり)と青い線(内側手すり)の長さの分だけ(細かくいうと、青い点は縦方向に手すりがあります)、手すりが短く済むのでコストダウンになります。
特に4段廻り階段の内側に手すりがある場合は、手すりを頼りながら上り下りする際に踏み幅の狭いほうを通るので、小さいお子様のいるご家庭や老後が気になる方には向かないかもしれませんね。
まとめ
本日ご紹介した階段廻りはほんの一部であり、物件ごとに階段の造りは異なります。物件のご見学時に、どのタイプの階段か、何段で上がるかを数えてみてはいかがでしょうか?
完成前の物件であれば、詳細図面や断面図で階高と階段の段数を確認する方法もありますよ。販売チラシの場合は正確ではありませんので、お気を付けくださいませ。
3段廻り、4段廻りの階段を体験してみたいという方は、富士屋不動産へご連絡ください。階段だけではなく、プロの目線でさまざまな角度から物件選びのポイントをお伝えさせていただきます。
では、また次回のブログでお会いしましょう。