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建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点②階段について

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建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点②階段について

カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
2019年10月15日投稿
2020年 6月23日更新
2023年 3月24日更新

購入時に見ておきたいポイント②

建売住宅を購入する前に確認して欲しい注意点とポイントについて、数回に分けて書きたいと思います。
一般的にお伝えされているものではなく、少しマニアックなところの説明です。
建売住宅なんてどれも一緒でしょ!と思われているお客様、それは大きな間違いです。35年もの長期ローンを組んで後悔したくない方、いい家を買いたい、安心して住みたいと思われる方は、ぜひ富士屋不動産へご相談下さい。


第二回目「階段」についてのご説明です。


建売住宅の階段は狭い?急なの?


建売住宅の階段は狭い?

建売住宅の階段は狭い、急というイメージがありませんか?
木造住宅の場合、一般的に900mm・910mmをモジュール(企画寸法)として設計しますので、建売住宅でも注文住宅でも階段の間口幅(踏み幅ではありません)自体のサイズは同じと思ってもよいでしょう。
※一部ハウスメーカーではメーターモジュールという1mを企画寸法として採用している会社もあります。

実際に一番違いのでるところは階段の踏み幅、特に廻り階段になる部分の踏み幅は、建売住宅のメーカーにより大きく異なります。

4段廻りの階段

先ずは一般的な建売住宅のパターンです。

4段廻り階段


こちらは910mmモジュールの四角の中に4段の踏面がありますので、4段廻りと呼ばれています。


3段廻りの階段

3段廻り階段

こちらは910mmモジュールの四角の中に3段の踏面がありますので、3段廻りと呼ばれており、パワービルダーの階段で多く用いられています。

写真や動画を見て頂ければ分かるように、当然4段廻りより3段廻りの方が踏み幅が広くなる為、より安全で上り下りしやすくなりますね。
平成21年の家庭内における主な不慮の事故のうち、階段及びステップからの転落及びその上での転倒で亡くなられた方の数は480人おられたそうですが、そのうちの約8割381人が65歳以上、30歳~64歳の方も約2割の95人になります。
※出典:厚生労働省の人口動態統計年報

病気を患っている、不安があるとき、健康がじゃいときや元気がないときには家探ししませんよね?
でも、数年先、数十年先にはご自身も必ず高齢者になりますので、今は大丈夫と思っていても、その先まで見越してみては如何でしょうか?
また、小さいお子様のいる方は、ぜひ3段廻りの階段を上り下りしてみてください。抱っこしながら階段を上り下りすると全然違いますよ。


なぜ4段廻りが多いのか?

では、なぜ建売住宅は4段廻りを多く採用するかというと、お部屋を広くとることが出来るからです。

3段廻りと4段廻り

4段廻りにすることにより、各フロアの部屋面積を約0.25帖増やすことができるんです。

特に狭小住宅の場合、1階は車庫スペース、玄関、ホール、寝室、お風呂、洗面室を設けますので、階段スペースを犠牲にすることが多いのです。

過去に4段廻り階段の物件を購入されたお客様のお話しです。
そのお客様は、高齢で単身の方でしたので、階段大丈夫ですか?と何度も確認しご購入頂きましたが、今でも3階に寝室があり、普通に上り下りされているそうで、「慣れれば平気よ」と仰るお客様もおられます。

4段廻りと3段廻りの併用もある

その他、3段廻りと4段廻りを併用しているメーカーもあります。

3段廻りと4段廻りの複合


こちらは下る側1段目の踏み幅を広くする為、下り側の1段目は3段廻り、上り側の1段目は4段廻りになっています。
こちらのタイプの階段であれば、910㎜×2730㎜のサイズで納まりますので、お部屋を狭くする必要はありません。
ただし、デメリットもあります。
通常は1フロアあたり13段(上記図参照)で上がりきることが多いのですが、こちらは一部3段廻りで1段分の踏段が減りますので、12段で上がりきるようになっています。従って、1段ずつの蹴上(けあげ)高さが上がりますので、急に感じる方もいるかもしれませんね。
12段上がりの場合、天井高さを低くして調整している場合もあります。

続いては階段の断面図で、それぞれの勾配を見てみましょう。

階段の断面

左から階高(下階から上階までの高さ)が2.55mで12段上がり(1段あたりの蹴上212.5㎜)、階高2.65mで2.73mの4段回り(1段あたりの蹴上203.8㎜)、階高2.65mで3.185mの3段回りの勾配になります。
※勾配を見て頂くため、全てストレート階段での断面になります。
実際の周り階段の場合の踏み幅とは異なります。

3段回りの階段の方が勾配も緩くなるのがお分かり頂けると思います。

手摺りの位置も重要です

上記で紹介している手摺りの位置は全て階段の外側(外周部)に設置されていますが、一部の住宅では内側に設置されている物件もあります。
内側に設置することによって、コストダウンを図っているものかと思われます。
下記のイラストの赤い線(外側手摺り)と青い線(内側手摺り)の長さ分(細かくいうと青い点は縦方向に手摺りあります)、手摺りが短くすむのでコストダウンになります。

階段の動線

特に4段廻り階段の内側に手摺りがある場合は、手摺りを頼りながら上り下りする際に踏み幅の狭い方を通るので、小さいお子様のいるご家庭や老後が気になる方には向かないかもしれませんね。

まとめ

本日ご紹介した階段廻りはほんの一部であり、物件毎に階段の造りは異なります。
物件ご見学時にどのタイプの階段か、何段で上がるか数えてみてはいかがでしょうか?
完成前の物件であれば、詳細図面や断面図で階高と階段の段数を確認する方法もありますよ。
販売チラシの場合は正確ではありませんので、お気を付けくださいませ。

3段廻り、4段廻りの階段を体験してみたいという方、富士屋不動産へご連絡下さい。
階段だけではなく、プロの目線で様々な角度から物件選びのポイントをお伝えさせて頂きます。




板橋区・北区・豊島区で不動産をお探しなら、ぜひ富士屋不動産へお任せください。

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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