購入時に見ておきたいポイント③コンセントについて
板橋区で新築一戸建てを探している方へ、今回は「コンセント配置」の基本と、近年注目されている「気密性能」について簡単に解説します。新築住宅を購入する際、気密性能は重要なポイントです。
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建売住宅のコンセントの数は、通常、寝室や子供部屋などの居室には、エアコン用コンセントを除いて2口コンセントが2か所設置されることが一般的です。私が、設計業務を行っていた際には、斜向かいに1か所ずつ設置するレイアウトをよく採用していましたが、現在でもこの配置が多く見られます。
パソコンやデスクランプ、スマート家電など、多くの電気機器を使用する現代のライフスタイルでは、コンセントが不足する可能性もあります。未完成物件であればコンセントを追加できるか確認してみるといいかもしれませんね。
リビングダイニングは広さによる配置
リビングダイニングのコンセントの数は、部屋の広さに応じて3か所から5か所が設置されることが一般的です。また、リビングに設置されるエアコン用のコンセントは200Vのものが多いですが、一部の建売住宅では100V用のコンセントが設置されていることがあります。この場合、エアコン設置時に簡単な工事が必要になることがあるので、事前に確認しておくと安心です。
特に注意が必要なのがキッチンのコンセント配置です。
カウンターキッチンや壁付けキッチンであっても、シンク前にコンセントが設置されていると、コーヒーメーカーやジューサーなどの電化製品を使う際に非常に便利です。

シンク前にコンセントがない場合、延長コードを使用することになりますが、水回りでの延長コード使用は避けたいところです。新築を選ぶ際は、この点も確認しておくと良いでしょう。

玄関ホールにもコンセントがあると非常に便利です。例えば、電動自転車のバッテリーの充電や、クリスマスイルミネーションの設置など、季節や用途に応じてさまざまな場面で役立ちます。
また、玄関ホールにインターホンの子機用のニッチを設けている住宅も増えてきています。このような場所にコンセントが設置されているかどうかもチェックポイントの一つです。

▲ニッチにコンセントがあると便利
多くの建売住宅は気密性が低いため、コンセントや分電盤などのすき間から外気が侵入してくることがあります。特に冬場は、洗面所にある分電盤やコンセントから外の冷気が入り込み、ヒートショックなどの危険性も高まります。
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おわりに
板橋区で新築一戸建てを購入する際は、住宅の気密性にも注意を払ってほしいです。気密性能は、日々の生活の快適さに直結する重要な要素です。今回ご紹介したポイントも参考になればうれしいです。
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