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建売住宅の購入前に見ておきたいポイント⑭ホントに怖い!!壁の中の結露について①

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建売住宅の購入前に見ておきたいポイント⑭ホントに怖い!!壁の中の結露について①

カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
2021年10月 1日投稿

購入前に見ておきたいポイント⑭

建売住宅を購入する前に確認して欲しい注意点とポイントについて、数回に分けて書きたいと思います。
一般的にお伝えされているものではなく、少しマニアックなところの説明です。
建売住宅なんてどれも一緒でしょ!と思われているお客様、それは大きな間違いです。35年もの長期ローンを組んで後悔したくない方、いい家を買いたい、安心して住みたいと思われる方は、ぜひ富士屋不動産へご相談下さい。

第十四回目は「壁内結露」についてご説明します。
「結露 画像」で検索すると、窓ガラスばかりが出てきますので、皆様も結露と言ったら窓というイメージが多いと思います。家を買うとき、不動産会社の営業スタッフに「最近はペアガラスでLow-Eガラスを採用しているから、結露しにくいですよ~」と言われたことありませんか?Low-Eペアガラスを採用している一戸建てでも結露する可能性はあります。
また、壁の中でも結露が起こる可能性があるのご存じですか!?

ホントに怖い!!壁の中の結露

寒い冬の朝、窓周辺が結露している場合、水分を拭き取れば、特に大きな問題にはなりませんが、本当に怖いのは、壁の中でも結露が生じている可能性があることです。

ちらはマンションの写真ですが、壁がカビだらけになっていますね。これも壁の中(壁内結露)や壁表面の結露(表面結露)が原因です。このマンションは断熱材が未施工の可能性が高いのですが、木造住宅でも先程紹介した防湿シート(袋入りグラスウール)の施工が丁寧にされておらず、また、地震対策用に使うことが多くなった、外壁材の裏側に地震対策用の壁パネル(構造用面材)を張ることにより、壁内結露のリスクが高くなりました。


壁内結露の仕組み

日々の暮らしの中で、炊事、洗濯や家事などにより水蒸気が発生します。室内で発生した湿気は、小さな隙間から壁の内部に侵入し、外壁側の冷たい空気で冷やされた構造用面材と壁内部にある断熱材との境で結露を引き起こすことがあります。

壁内結露の仕組み


昔の家は、外壁材の裏側に構造用面材を張ることがなかったため、室内からの湿気が外部に排出されておりましたが、現在では一般的になった外周部に構造用面材を張ることにより、湿気が外部に排出されにくくなり、壁の中で結露する可能性があります。


壁の中で継続して結露が生じていると、カビが繁殖し腐朽菌が発生して、構造材が腐朽してしまいます。


壁寧結露の仕組み

壁内結露を防ぐには?

壁内結露を防ぐには、①防湿シートをしっかり施工すること、②湿気を通しやすい構造用面材を採用することがオススメです。


一般的な建売住宅で使用されている袋入りグラスウールは袋の表面が防湿シートですので、下の写真のように断熱材が剥き出しになっていると、防湿の効果は期待できません。


シートでしっかり壁を覆った施工です。この上に石膏ボードを貼ることによって、気密性も上がります。


続いて、湿気の通しやすい構造用面材を使用することによって、壁内に入った湿気を外部に排出しやすくなります。


多くの建売住宅で採用されている構造用面材TOP3と透湿抵抗

1.構造用合板・・・0.011㎡・s・Pa/ng
2.ノボパン・・・0.0035㎡・s・Pa/ng 
3.ダイライト・・・0.0011㎡・s・Pa/ng
※透湿抵抗値は低いほど、湿気を通すということです。

この中で、最も採用されているであろう「ノボパン」と一番湿気を通す「ダイライト」では約3倍の差、「構造用合板」と「ダイライト」では約10倍の差がありますので、工事中に見学される際には、どの面材を使用しているか確認してみてください。
透湿抵抗の低い面材を使った方が、室内の湿気を外へ多く排出しますので、壁内結露のリスクは少なくなります。

構造用合板VSダイライトVSノボパン 透湿実験

熱湯の入ったカップに構造用合板、ダイライトとノボパンを置き、上のグラスに湿気が上がるかの実験です。

タイムプラスで撮影しておりますが、ダイライトが曇るのが一番早く量も多い気がしますね。

分かりづらいかもしれませんが、ダイライト>ノボパン>構造用合板の順にコップの透明度が低くなっています。

透湿抵抗値は高いほど湿気を通さないので、透湿抵抗値の低い面材がオススメですが、価格も比例して高くなります。
「ノボパン」は「構造用合板」の約2倍の値段、「ダイライト」は「構造用合板」の約3倍の値段ですので、コストパフォーマンスでは「ノボパン」が優れていて、建売住宅で多く使用されている理由が分かりますね。


屋根部分も結露する可能性がある

断熱性能のお話し③断熱材は施工方法により性能が変わる?でもお伝えしたように、勾配天井のある家も湿気を通す通気層を設けていないと、築数年で屋根下地が結露する可能性がありますので注意が必要です。

毎回お伝えしていることですが、気になる物件は施工途中も見学しておきたいですね。

富士屋不動産では板橋区・北区・豊島区を中心に不動産情報を豊富に取り扱っております。

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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