10年保証の対象外になる事例
主要構造部分の欠陥、雨漏りした場合、全てが10年保証の対象になるのではなく、免責事項もありますので注意が必要です。
対象外になる事例の一部
・洪水、台風、暴風、暴風雨、竜巻、豪雨等の自然現象または火災、落雷、爆発、暴動等の偶然または外来の事由または重量車両、鉄道等の通行による振動等
・土地の沈下・隆起・移動・振動・軟弱化・土砂崩れ、土砂の流入または土地造成工事
・地震もしくは噴火またはこれらによる津波
・対象住宅の虫食い もしくはねずみ食い、対象住宅の性質による結露または事故によらない対象住宅の劣化
・対象住宅引渡し後の増築・改築・修補の工事またはそれらの工事部分の瑕疵。
ここで注目して頂きたいのが、「結露」と「引き渡し後の改築」についてです。
先ずは結露の注意点について説明します。過去のコラム(ホントに怖い!!壁の中の結露)でも書きましたが、窓の結露であれば拭き取ればよいのですが、壁内部や小屋裏部分に発生する結露は保証の対象外になります。
入居後、壁や天井にカビが生えるという現象が起きたら、それは内部結露が原因かもしれません。
最近の建売で多く見かける勾配天井やロフトのある家も、施工をキチンと行っていないと屋根部分で結露を起こす可能性があります。