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家を長持ちさせるために必要な施工方法を学ぶ~ロングライフハウスツアー~

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家を長持ちさせるために必要な施工方法を学ぶ~ロングライフハウスツアー~

カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
2022年 6月22日投稿

長期ローンを組んで買う予定の新築建売住宅、一体何年持つと思いますか?

アットホーム株式会社が行った「2021年版、新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人に聞く」調査において、木造一戸建てに住む人に「一戸建ての寿命は、何年位だと思いますか?」ときいてみたところ、半数近くの方が50年~59年と答えたようです。

アットホーム 一戸建ての寿命アンケート

写真をタップすると拡大します
その他、修繕にかけた費用や修繕を行った場所などの調査結果はこちら

一戸建てを長持ちさせる為に必要な要素として、「長期優良住宅」の認定要件の一部である「耐震性」、「省エネルギー性」、「メンテナンス性」、「耐久性」が挙げられますが、それ以外にも住む人が変わっても使い勝手が悪くない「汎用性のある間取り」も長持ち住宅の要素になりますね。

さて、「耐震性」、「省エネルギー性」、「メンテナンス性」の3つについては、過去のコラムを見て頂くとして、今回は「耐久性」をメインに説明したいと思います。

住宅の耐久性は、品確法の住宅性能表示制度において「劣化対策等級」という項目で評価されています。
等級3:3世代(おおむね75~90年)まで、大規模な改修工事を行わずに使えるように対策されている。
等級2:2世代(おおむね50~60年)まで、大規模な改修工事を行わずに使えるように対策されている。
等級1:建築基準法に定める対策が講じられている。

住宅性能評価を取得していなくても、最近の建売住宅では劣化対策等級3相当の仕様になっている可能性もあります。

ただし、高さ制限の厳しいエリアでは基礎の高さが規定に満たないものもあり、稀に小屋裏換気が取れていない家も見かけることがあります。

特に小屋裏換気のない家は、屋根を支える木部が結露しやすくなり、結露が繰り返し発生していると、木部が腐って最悪の場合、屋根が落ちてしまうリスクもありますので、基礎の高さ不足はともかく、小屋裏換気の確認は必須だと考えます。

また、築年数の経過した中古一戸建てでは、よく見かけますので注意してください。

ロングライフハウスツアーへ参加

先日、日本住環境(株)、(一社)工務店フォーラム、(一社)日本ホウ酸処理協会が企画・主催されている「地震」、「台風」、「シロアリ」の脅威を体験、気密・耐久性 の重要性を見学することが出来る「ロングライフハウスツアー」に参加してきました。

体験ツアーは上記3社それぞれの研究所や研修施設を訪れて、地震の体験システムで震度7の地震の揺れを体験、耐久性を上げるための部材やシロアリの飼育施設を見ることができました。

「ロングライフハウスツアー」のWEBサイトはこちら

このコラムでも常にお伝えしている「耐震」、「断熱」、「気密」、「耐久」の重要性を再認識できる機会でしたので、自分自身の備忘録としても残しておきます。

通気、気密、換気の重要性を知る

ロングライフハウスツアー第一段は、日本住環境(株)の研修、開発研究所で、こちらでは通気、気密、換気の重要性を知ることができます。

ロングライフハウスツアー 日本住環境

Youtubeチャンネル「家のサプリ」をご覧になられている方ならご存じの「釣本篤史」氏が解説してくれました。


実物大の模型では、気密、通気の施工方法を見ることもできます。

ロングライフハウスツアー 日本住環境


ロングライフハウスツアー 日本住環境


ロングライフハウスツアー 日本住環境 低気密高気密施工の違い

写真をタップすると拡大します


写真左側が一般住宅の施工方法、右側がコンセントボックスや配管廻りに気密部材を設置した高気密住宅の施工方法になります。


壁の裏側から冷気を当てた場合に、壁の中の温度がどのように変化するか釣本さんが解説している動画があります。


動画を見ると断熱材の性能だけではなく、すき間をなくし気密性を上げることも重要だと分かりますが、気密性能は建築基準法では規定がないので何でもアリ(むしろ無し?)の状況です。


殆どの建売住宅においては、模型のような気密部材を使用して建築しておりませんので、少なくとも断熱材がすき間なく貼られているかは確認しておきましょう。


その他、最近の一戸建てでよく見かける軒ゼロ用の通気部材の模型がありましたが、この通気部材も長持ち住宅にするには大切な施工です。

軒ゼロ用の通気部材


屋根断熱(勾配天井のある家はこれです)時に採用する通気部材の模型がありましたが、このような部材を使用している物件ってどの位あるのでしょうかね。

屋根通気部材

上記にあるような部材を使用して屋根の通気を確保しないと、上記でお伝えした小屋裏換気と同様に結露で木部が腐ることもあるんですよ。


屋根下地材が結露で腐ってしまうと、屋根材と下地材を打ち付けてある釘が緩んでしまい、台風や強風時に屋根が飛んでしまう可能性もあります。


今回ご紹介したような通気部材を使用すると、内部結露の予防にもなり耐久性が上がります。


詳しくはオリジナル本【これからの建売住宅に必要な3つの性能とランニングコスト&メンテナンス費用】をお読みください。


衝撃の断熱材施工

今回最も衝撃を受けたといって良いかもしれない模型がありましたので紹介します。


室内側から見た断熱材ですが、すき間なくキレイに施工されているように見えます。

袋入りグラスウール 室内側


が、裏側(外壁側)から見ると…

袋入りグラスウール 外壁側

見る人が見れば、何が言いたいか分かりますよね。


震度7の地震を体験

第二弾は工務店フォーラム耐震研究所にて、震度7の地震を体験することができましたが、今回のメインである「耐久性」とはズレるので少しだけ説明します。


私が体験した地震シミュレーションは阪神・淡路大震災(マグニチュード7.3、震度7)の揺れで、椅子に座りハンドバーを掴んだ状態ですので平然としておりますが、在宅中にこの揺れが発生した際には立っていることも困難であることが分かります。

耐震等級3の家を建てる(買う)かつ家具や家電などの転倒防止を設置しておくことが大切ですね。


最後はシロアリ研究施設の紹介ですが、長くなってしまったのでパート②でご紹介させていただきます。






建売住宅の内覧時に見ておきたいポイントと注意点


併せて読んでほしいシリーズ

「断熱性能のお話し」シリーズ

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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