東京の今日(1月23日)の最高気温は6℃、25日の最高気温は5℃の予想、高騰する電気代を少しでも節約したいところですが、これだけ寒いとなかなか難しいですよね。
国は電気料金、ガス料金の高騰対策として、1月(2月検針分)から2割の補助がありますが、これも9月(10月検針分)で終了します。
そんな中、6月から東京電力管内の電気料金が、約3割値上げされるそうです。
国からの補助を差し引いても1割分値上がりになりますので、この冬だけではなく、今夏も節電の必要がありそうです。
環境省によると、エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています、と書かれていましたが、実際どうなのか自身でも確認したいと思い調べたところ、便利なアイテムを見つけました。
ということで、本日は家や不動産のことではなく、家の消費電力をほぼリアルタイムで確認できるアイテムをご紹介させていただきます。
【無線電力計 節電アドバイザー EMS100J】という商品で、ほぼリアルタイムで消費電力を表示してくれます。
上の写真は受信機で、送信機とは無線でつながりますのでリビングなどに置いておくことができます。
送信機の設置はブレーカー内のケーブルに付属のクランプをつけるだけのシンプルなものです。
ブレーカーにつながる大元のケーブルにクランプをつければ、家全体の消費電力が表示されます。
私は自宅と事務所の2か所に設置していて、自宅は家全体の消費電力、事務所はエアコンだけの消費電力を計測しています。
エアコンだけの消費電力だけ知りたいという場合は、エアコンの子ブレーカーのケーブルにクランプをつけるとエアコンだけの消費電力が表示されます。
上の写真は、エアコンの消費電力だけ計測したい事務所の配電盤に設置したものです。 このブログを書いているときのエアコン消費電力は380W、受信機はマグネットがついているので、キャビネットに付けることもできます。
なお、私が購入した昨夏の価格は3千円強でしたが、先ほどamazonで調べたところ在庫切れで、Yahooや楽天で調べたら1万円以上してました。
電気単価を入れれば、電気料金を表示することもできます。
去年の夏、24時間エアコンつけっぱなしに挑戦した際にも、この電力計とエアコン吹き出し口に「みはりん坊」を吊るして、吹き出し温度・湿度を確認しながら、室温の調整を行っています。
只やみくもにエアコンの温度設定を上げる下げるではなく、ご自身で消費電力を見ながら設定してみると面白いですよ♪私だけかもしれませんが(笑)
一般的に暖房時には、ルーバーの向きは下を推奨していますが、うちの事務所ではあえて上向きにして、反対側の壁に当たるようにしたところ、これが意外にいい感じになっています。
皆さんも自分なりの「温度設定、風向き設定」を見つけて、節電にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。