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今週末はクリスマス寒波が襲来し、東京でも今シーズン初めての冬日となりました。
弊社は鉄骨造の1階、床がコンクリートの上にCF直貼り、窓もアルミサッシ単板ガラスで冬場は底冷えすることもあって、暖房器具はエアコンだけではなく、ハロゲンヒーターで足元を暖めていましたが、昨年に二重窓とハニカムスクリーンを設置、足元に電気カーペットを設置したことによって、電気代が安くなっただけではなく、快適性も増しました。
その時のブログはこちら
ただ、エアコン側の右半身は暖かくても、壁側の左半身側から冷気を感じており寒さ対策が完全ではなかったのです。
この左半身側の冷気をどうにか出来ないかと、床に断熱材を置いたりしてみましたが今一つ物足りなさを感じたままでしたので、今年はトイレにある大きなジャロジー窓を塞ぎ、換気扇をキッチン側ではなく、トイレで排気するよう計画してみました。
我が家(マンション)の洗面脱衣室やトイレは暖房器具がなくても暖かいのですが、お店も自宅同様にトイレで排気を行えば、トイレの室温も上がるだろうという理屈です。
この作戦は効果があって、トイレの室温を上げたところ、左側からの冷気を感じることが少なくなりました。
もちろん、お客様がお座りになるスペース(間取図の左側)にも暖気が廻らなければなりませんので、エアコンの風向き、風量などを色々試したところ、エアコンルーバーの向きを上、風量を強めにして対面の壁に当たるよう計画すると、壁の温度が高くなるので体感温度は上がりそうです。
メーカーにおいては暖房時ルーバーの向きは下を推奨しますが、弊店の場合、下向きで風量を強めにするとお客様にダイレクトで風が当たってしまうため、上向きで風が対面の壁に当たるようしてみました。
今年の夏にSwitchBot温湿度計を購入し、様々な場所に置いてみながら実測した結果、今のところ成功しているように思います。
SwitchBot温湿度計、自宅と事務所併せて9つ設置してます(笑)
先日、忘年会で一緒になった元同僚である一級建築士に上の温湿度計を見せたところ、「気持ち悪い」と言われてしまいました(笑)
確かに、各室に温湿度計を置くなんて気持ち悪いかもしれませんが、住宅設計を行っている建築士が言うのはな~なんて思いましたけど。
空調や換気が設計通りになっているのか、実測することって大切だと思うのですが、建売専門だと引渡し後にどう運用しているのかなんて気にならないんでしょうね。
その忘年会、元同僚8人が集まり、そのうち5人は建築士の有資格で、それぞれ建売関係で活躍されているのですが、一人を除いて誰も興味を示しませんでした。
これからの建売住宅の性能や方向性など、喧々諤々盛り上がると思ったのですがね。
少なくとも弊社においては、大地震が来ても安全安心で、安い電気代で夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる環境で、35年ローンの支払いが終わった後も長く住めるメンテナンス性や耐久性の高い家に住んでほしいので、これからも気持ち悪いブログ書いていきます。
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