高気密高断熱の注文住宅を建てたいから土地を探しているというM様が弊社へ初めて来店されてから約2年、土地を仲介させて頂いてから約1年、ついにご新居が完成するということで、先日、気密測定と完成見学会にお招きいただきました。
M様邸の性能については過去のブログで書いてますので、こちらをご参照ください。
さて、気密測定の結果はというと、総相当すきま面積が28cm2、C値は0.2cm2/m2で超高気密という結果、施工会社であるアセットフォー社荒井社長のブログを拝見すると、漏気回数も計算されていて0.37回/h(50Pa)とのこと、パッシブハウス基準をクリアした気密性能ということになります。
施工会社からすると毎度のことなのかもしれませんが、電気配線、配管廻りや壁と床の取り合い部などにテープ処理を行い、完成すると見えなくなってしまう部分にこそ手間を掛けていることが、この超高気密の結果になります。
建売住宅で気密測定を行っている分譲会社は、ほんの僅かしかありませんので、弊社が自社で建売を分譲する際には、必ず行いたいと考えています。
見た目も大切だけど、見えなくなる部分にこそお金と手間を掛けた高性能な建売住宅って需要があるのか不安ではありますけど。
M様邸では、最近私が気になっているフロントオープン型の食洗器、幹太くんも設置されていましたので、この辺りは次回のブログでお伝えしようと思います。