2022年12月17日投稿
2024年5月9日更新
板橋区の土地、高く売るなら解体工事費の助成金制度がオススメです。
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土地を売却する際に少しでも高く売りたい、手取り額を多く残したいと思うのが心情ですが、弊社へ不動産売却を依頼される売主様へお伝えしていることは、買主様の立場になって安心して買える状態で販売を行うことこそ、高く売れるコツだとお伝えしています。
安心して買える状態とは、土地の売却であれば測量図の作成、古屋の解体、中古一戸建てであれば既存住宅状況調査の実施、前面道路が私道であれば私道の承諾書の取得などになります。
測量図の作成や古屋の解体などは時間と費用が掛かるので、とにかく早く売りたい、面倒なことはやりたくないという売主様に対しては、不動産業者へ買い取ってもらう提案もしております。
売主様にとって面倒だと思うことは、買主様にとっても同じであり、かつ測量の結果、土地面積が登記簿面積より小さかった、古屋を解体したら地中障害物が見つかったなどのリスクもあるので、現況有姿での売買で高く売ることはよっぽど好立地でないと難しいと考えます。
不動産を高く売りたいけど費用は掛けたくないという方にとって、お得になる情報をご紹介させていただきます。
土地の売却や建て替えを行う際、板橋区から解体工事費用の助成金を受けられる可能性があるので、築古の建物が建っている土地を売却したい方は、この制度の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
板橋区 木造住宅の耐震化推進事業
板橋区仲宿・板橋三丁目・本町の一部、大谷口周辺、西台・若木・上板橋、前野町2丁目・3丁目・1丁目の一部、大山金井町・熊野町・板橋一丁目の一部地域において、下記要件に該当する建物を解体する場合、板橋区から助成金を受けることができます。
令和5年度から、範囲が板橋区全域になりました。
解体助成金を受けるには
①住宅
②木造2階建て以下
③昭和56年5月31日以前に建築された建物であることが要件になります。
また、団体または法人ではない方、区民税等を滞納していない方が助成を受けられる方の要件になります。
上記要件に該当した建物であれば、まずは板橋区指定業者による耐震診断を受けて、診断結果が「倒壊する可能性がある」(1.0未満)と判断された建築物であれば対象になります。
助成金額
必ず先に行わなければならない耐震診断の費用も助成を受けることができ、診断費用の1/2かつ10万円まで~4/5かつ限度額16万円になります。
解体工事の助成は、建築物本体の除却費用の1/3で限度額50万円になります。
助成の手続き、工事の流れ
①指定業者での耐震診断
↓
②「倒壊する可能性がある」2~3か月
↓
③助成金の申請
↓
④助成金受け取り
↓
⑤除却の承認申請
↓
⑥承認 約2週間
↓
⑦解体業者との契約(解体業者の指定はありません)
↓
⑧解体工事
↓
⑨工事費用支払い
↓
⑩助成金受け取り
※①~④、⑤~⑩とそれぞれの助成については同一年度内に完了しなければなりません。
いかがでしたでしょうか?
板橋区仲宿、板橋三丁目、本町は当社の地元エリアで、特に金沢小学校周辺において土地をお探しになられている方が複数人おられます。
板橋区仲宿で土地、一戸建てのご売却を検討されている方は、ぜひ地元の富士屋不動産へご相談ください。
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