リンク付きアコーディオンリスト
久しぶりのブログ更新です!
4月は、土地をお探しをお手伝いしていたお客様のご契約があり、バタバタと慌ただしく過ごしておりました。
注文住宅を検討されている方にとって、「いい土地」と出会えるチャンスはとても少なく、そして、そのチャンスは突然やってきて、なおかつ”スピード勝負”になります。
今回ご契約されたお客様も、そのスピードがとても速かった方でした。
即断即決
ご紹介した土地は、立地が抜群。ただし、価格は少し高めでした。
午後に物件をメールでご案内し、その日の仕事帰りにすぐ現地を見学。
見学前の電車の中で、工務店に建物のボリュームチェックと予算の概算を依頼。
翌朝に再度現地を確認し、4日後には申込みまで進みました。
こうした判断力と行動力が、理想の住まいづくりには本当に大切だと、改めて感じた案件でした。
土地選びで大切な3つのポイント
これから土地探しをされる方へ、今回のケースから学べる重要なポイントを3つにまとめました。
① 情報が出たら、即・現地へ!
ネットや紙の情報だけで判断せず、まずは現地を見に行くことが大切。
時間帯によって街の雰囲気が変わるので、できれば昼と夜の両方で見学するのが理想です。
② 建物のボリュームチェックは早めに
気に入った土地でも、「希望の家が建たない土地」では意味がありません。
建物の広さ・高さ・駐車場の配置など、法的な制限も含めて早めに確認しましょう。
③ 予算組みは「土地+建物+諸費用」で
土地の価格だけで判断せず、建物費用や諸費用も含めた総予算で考えることが重要です。
信頼できる工務店や設計士に早い段階で相談できると、安心感も違います。
間取りのご提案もさせていただきました
今回のお客様は、土地探しの段階からご自身でエクセルを使って間取り案を作成されていました。
ご契約された土地についても、すぐに間取り図を作成されていたのですが、
「もっと立地の良さを生かせる間取りがあるのでは」と感じたため、私の方でも間取りを作成しました。
今回の土地は、4m道路に接道しているものの、裏側が緑道に面していて開放感がある立地でした。
この“抜け感”を生かさない手はないと思い、玄関とLDKの視線の抜けを意識したプランをご提案。
ここでは間取り図を掲載できませんが、玄関から見たストリップ階段のイメージです。
現在も間取りの打ち合わせは続いていますが、階段とLDK部分は、私の案がほぼそのまま採用される予定です。
これまでに数百棟の住宅設計や企画に携わった経験、そして近年再び学び直した建築知識が生かせたことは、私自身もとても嬉しく思っています。
デザインと性能、どちらも大切に
構造・断熱・気密・耐久性などの性能面はもちろん大切ですが、せっかくの注文住宅ですから、デザインや住み心地にもこだわってほしいと思っています。
できれば外構、家具にも気を配りたいところですね。
また、建売住宅では、引っ掛けシーリングや、虫の目のようにダウンライトを多用されている家が多いのですが、ダウンライトも多すぎるとシーリングライトと変わらないので、照明配置も気を付けたいポイントです。
今回のお客様には、すくなくともLDKだけにはシーリングライトを使うことを控えていただくようお願いしました。
2024年4月からは断熱等級4が義務化され、4号特例も縮小されました。これからは、耐震性・断熱性を重視した家づくりがますます増えていくと思われます。
さらに、2030年には断熱等級5が義務化される予定で、住宅性能の基準も引き上げられていきます。
家探しは「土地 × 家の性能」で考える時代へ
これから家探しをされる方には、「家の性能」にもぜひ注目していただきたいです。
間取りや見た目だけでなく、長く快適に暮らすためには、目に見えない部分の品質こそが重要です。
土地選びから建物のご提案まで、私たちがお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください!
ご質問やご相談などお気軽にご連絡ください。お名前とメールアドレスだけでお問い合わせできます。