2020年 1月28日投稿
2022年 5月13日更新
板橋区の標高やハザードマップ、首都直下型地震の被害想定などを公開していますので併せてご覧ください。本日は板橋区内の土砂災害警戒区域・土砂災害ハザードマップのご紹介をさせて頂きます。
土砂災害警戒区域について
土砂災害警戒(特別)区域は、土砂災害防止法に基づき東京都が指定しています。
土砂災害には、土石流、地すべり、急傾斜地の崩壊の3つがありますが、板橋区内で発生する恐れのある土砂災害は急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)のみとなります。
強い雨に打たれることなどにより、斜面が突然崩れ落ちることを、急傾斜地の崩壊といいます。
土砂災害は、台風や大雨時などの長雨などにより突然発生します。
土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命又は身体に危害が生ずるおそれがあると認められる区域であり、危険の周知、警戒避難体制の整備が行われます。
土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)
急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれがあると認められる区域で、特定の開発行為に対する許可制、建築物の構造規制等が行われます。
当区域内に居室を有する建築物(住宅、工場、事務所など)を建築する場合は、外壁及び構造耐力上主要な部分を、土石の移動や土石の堆積によって建築物に作用する力に対し、建物が破壊しないような構造(RC造など)にしなければなりません。
また、同区域内では令和3年(2021年)10月以降の新築住宅においてフラット35sの利用ができなくなりました。
併せて長期優良住宅の認定も受けることもできなくなりました。
土砂災害警戒区は板橋区内で7つの地域で土砂災害(特別)警戒区域に指定されています。
7つの地域で警戒区域(箇所)は149箇所、特別警戒区域は117箇所指定されております。
次に地域別の土砂災害ハザードマップをご紹介します。
該当する地域にお住まいの方は、災害が起こる前に避難ルートの確認をしましょう。
Ⅰ.成増地域 避難所:成増小学校
Ⅱ.土砂災害警戒区域 成増・大門・赤塚・三園地域
避難所:赤塚第二中学校・赤塚第三中学校
Ⅲ.徳丸地域
避難所:紅梅小学校
Ⅳ.徳丸・西台・若木・中台・前野町地域
避難所:徳丸小学校・志村第五小学校・若木小学校・中台中学校・前野小学校
Ⅴ.志村・大原町・泉町地域
避難所:志村第二小学校・志村第一中学校
Ⅵ.小豆沢地域
避難所:志村第四小学校
Ⅶ.小茂根・向原・大谷口地域
避難所:上板橋第二小学校
マップを見てみると、武蔵野台地と低地との境目や遥か昔に荒川が氾濫してできた窪地部分が該当していますね。また、ご自身のお住まいは平坦でも、数件先が崖になっていると、警戒区域に指定されていることもありますので要チェックです。
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