2021年11月 9日投稿
Ua値とは?
住宅の断熱性能を調べると出てくるUa値とは、いったい何の指標か分かりますか?
Ua値とはユーエーチと読み、一言でいうと「熱の逃げやすさ」を表す指標で、数値が小さいほど性能が高いというものです。
正式には、外皮平均熱貫流率という住宅の内部から床、外壁、屋根や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮(外気や土に面する面積)全体で平均した値になります。
現在、販売されている建売住宅のUa値、断熱等級4の物件であれば0.87W/㎡k以下という数値になります。
このUa値はSUUMOなどの不動産サイトや販売チラシには記載されていないので、断熱等級4であるか、そうでないかしか判断する方法がありません。
令和3年11月現在、住宅性能表示において断熱等級4は最高等級になりますので、Ua値0.87以下であれば、建売住宅でも一条工務店さんなどの超高性能な家でも国の基準においては同一レベルになってしまいます。
ちなみに一条工務店さんのHPをみると「i-smart」ブランドのUa値は0.25W/㎡Kですので、建売住宅の約3.5倍熱が逃げにくい性能になります。
昨日のブログで紹介しましたが、国交省は、断熱等級5、6、7の新設を検討しているそうです。
尚、新築住宅において令和7年(2025年)度から断熱等級4を義務化、断熱等級5を予定しているUa値0.6W/㎡Kを遅くても令和12年(2030年)までに義務化する方針を打ち出しました。
断熱性能の違いは省エネだけではなく、子供のアレルギーや高齢者のヒートショックや高血圧など健康問題にもつながるの知っていますか?
断熱性能の低い家でも、高性能なエアコンで暖めればいいんじゃん!と思った方、キケンですよ~
断熱性能の低い家ってエアコンの効きも悪いですからね!!
断熱性能の高い家、欲しい方は富士屋不動産へご連絡下さい。
富士屋不動産では板橋区・北区・豊島区を中心に不動産情報を豊富に取り扱っております。
株式会社富士屋不動産
電話:03-5248-6228
お気軽にどうぞ