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気になる新築一戸建てがあれば、工事中もチェックしてください。

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カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
建売住宅買うなら、完成してから実際の広さや陽当たり具合を確認して買いたい、骨組みの状態で見学してもイメージが湧かないというお客様が多いと思いますが、今日は、気になる一戸建てがあるなら、工事中でも現地やSUUMOなどで確認してほしいことがありますのでご紹介させていただきます。

下の写真は、ある建売住宅の上棟を目前に控えた物件のものです。

1.雨が降っても床の下地材や断熱材が濡れないよう、ブルーシートを張ってしっかり養生されています。

床養生


構造金物周辺からも雨水が浸入しないよう、テープを巻いて養生しています。

正直、ここまで養生されている建売住宅を見るのは初めてです。

金物廻りも養生


2.土砂降りの雨で床合板がびしょ濡れになっている住宅工事の写真です。

合板は乾燥させればまだ良いのかもしれませんが、合板下の断熱材まで濡れてしまうと、なかなか乾燥しないと思います。

養生なし

この物件は2×4工法で建てていましたが、建て方後も養生せずに工事を行っていて、度々の雨で木材の含水率は相当上がっていると思われますので、入居される方は室内のカビなどに悩まれるかもしれませんね。


3.ローコストハウスメーカーの工事中の写真ですが、サッシや防水紙が貼られるまでは室内や構造体が雨に濡れないよう養生していました。

上棟後も養生


4.不動産サイトに掲載されていた建売住宅の工事中の写真です。

サッシがついていないため開口部廻りから雨が入り、床合板に水たまりが出来ています。

上棟後も野ざらし

こちらの物件は、直接工事現場を見ておらず何とも言えませんが、このまま工事を進めているようであれば、カビなどのリスクはありそうです。


こちらの物件は他のお部屋の写真も掲載されていましたが、どれも床が濡れていて、よく掲載できるなと心配になるほどです。


まあ、仲介会社さんは床が濡れていても気にならないのでしょうね。


ということで、物件のお申し込みや契約は完成後であっても、気になっている物件があれば工事中も見学しておいた方が良いですよ。


気になる物件があるから、一緒に同行してほしいなどのご希望があれば、お気軽にお申し付けください。


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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年間一戸建てに居住し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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