タグ #新築住宅購入時のポイント #内覧時の注意点2023年12月10日投稿
建売住宅の外観や内装色味の流行も、時代により移り変わりがあります。
私が設計業務を行っていた30年近く前はサッシは白、黒、茶の3色しかありませんでし、床や室内ドアもナチュラル系かブラウン系、たまにグレー系を選ばれる方もいましたが、基本的には2色の中から選ばれる方が多かったように思います。
20年近く前は、キッチンの面材だけド派手な赤や黄色などのビビットカラーが流行ったりもしましたが、最近はホワイト系やナチュナル系などの色味に戻ってきた感じがします。
当時、巾木(壁と床との取り合いのところにつける部材)と窓枠はドアの色に合わせることが多く、フローリングがホワイトかナチュナル系でドアはブラウン系の色味の場合、巾木と窓枠はブラウン系になってしまい凄く違和感を感じることがありました。
どの現場か分からないよう加工していますが、巾木(赤枠のところ)と窓枠が濃い色だと部屋も狭く感じるので、最近の建売住宅においては巾木と窓枠も壁に合わせて白が多いのですが、久しぶりにこのカラーセレクト見ちゃったのでブログで取り上げてみました。
この家、トイレも同様の仕上がりになっていて壁、便器は白なのに窓枠と巾木だけブラウンで違和感あり過ぎでした。
未完成物件を買う時には、巾木や窓枠の色も確認しておくとよいかもしれませんね。
今日のところはこの辺で。
では、また次回のブログでお会いしましょう。