令和5年1月からはじまった電気、ガス料金の補助(激変緩和措置対策事業)が令和6年5月に終了します。
昨日(5月24日)は板橋区でも30℃超えの真夏日となり、今年初めて冷房をつけたという方も多いのではないでしょうか。
これから本格的に夏を迎えるにあたって、電気代の補助がなくなってしまうのは家計への負担も大きくなります。
令和5年1月~8月までは1kWhあたり7円の補助がありましたが、今年の夏はその補助がなくなり、さらに令和6年4月から再エネ賦課金も1kWhあたり2.09円上がったので、去年と比べて1kWhあたり約9円ほど電気代が掛かることになります。
※直近の燃料費調整額も考慮すると、約2円ほどの値上がりになりそうです。
東京電力のサイトでは、一般家庭のモデル使用量を260kWh/月としていますので、燃料費調整額も考慮した場合、毎月520円ほどの値上がりになりそうです。
モデル使用料は260kWhで計算することが多いのですが、自宅で実際に消費している消費電力量や電気代をこまめにチェックされている方ってどの位いるのでしょうかね?
ちなみに3人世帯の我が家の場合、エアコンなど空調を入れない時期で250~260kWh、真夏で540~560kWh(24時間付けっ放し)、真冬で430~440kWh(暖房はエアコンのみ)ほどでした。
燃料費調整の増減がないと仮定した場合、単純に今夏は540kWh×2円で1,080円ほど負担増になります。
一戸建てとマンションの消費電力の違い
東京都環境局にサイトに、一戸建て住宅と集合住宅の消費電力と電気代の違いが掲載されていました。※東京都環境局「家庭のエネルギー消費動向実態調査(平成26年度実施)」より作成
この表をみると、一戸建て住宅は集合住宅と比べて3人世帯で約1.2倍から1.3倍、4人世帯では約1.3倍から1.6倍も電気代が掛かることが分かります。
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一戸建てはマンションと比べて熱が多く逃げること、また世帯人数が増えるほど個室も増えるので仕方がないところですかね。
一戸建てでもマンションでも窓からの直射日光を遮れば電気代を浮かせることができますので、本格的な夏が始まる前に対策を講じましょう。
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先進的窓リノベ事業の補助金を使って、断熱内窓の設置もオススメですよ。
では、また次回のブログでお会いしましょう。