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今日は初めてご来店されたお客様と打ち合わせ。弊社ではどんな方に対しても、必ず初めに「耐震、断熱、気密、耐久性など家の性能」について資料を使いながら説明させていただいております。
家の性能に興味がある方にとって、当店は最適な選択肢だと思うのですが、「性能なんて興味ない、それより安くて広い家」を重視される場合は、他のお店の方が合うかもしれません。
そこで、家の性能をより実感していただくために、本来は異なる家の性能を体感できる環境が理想ですが、そこまでの設備はありません。そこで、せめてフローリングの種類による違いだけでも体験していただけるよう、毎回フローリング別の体感温度の違いを実験しています。
建売やリノベマンションでよく使われるシートフローリング、ヒノキの無垢フローリング、の3種類を用意。
写真左からオークの無垢フローリング、シートフローリング、ヒノキの無垢フローリング。
一般的に、針葉樹のヒノキや杉は柔らかくて温かみがあり、オークなどの広葉樹は硬くて少し冷たい印象。さらに、シートフローリングは広葉樹よりも冷たく感じることが多いです。
実験の方法は簡単。各フローリングの下に保冷剤を敷き、その上にフローリングを置きます。最初はどの種類も大きな差はありません。
10分ほど待つと、それぞれの温度の違いがはっきり分かります。お客様の反応は毎回ほぼ同じで、「ヒノキの無垢フローリングが圧倒的に暖かい!」との声が多いです。
サーモ写真を見ると、その違いが一目瞭然です。
表面温度はオークもヒノキも変わりませんが、断然ヒノキの方が温かみがあります。
ただし、ヒノキや杉は柔らかいので、物を落とすとキズが付きやすいというデメリットも。とはいえ、この肌触りや温かさはシートフローリングでは味わえない魅力です。
今回のお客様は、床で寝転がりたいと仰られていたので、より床材の選定が重要です。
体感すると、床材の重要性がぐっと実感できるもの。家選びの際には、見た目や価格だけでなく、こうした実際の住み心地も考慮するのがおすすめです!
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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