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昨日は、弊社専任でお預かりしている北区滝野川の中古一戸建てに、2組のお客様をご案内しました。
どちらのお客様もリビングに入ると、「エアコン入ってます?」というご質問。
もちろん答えは、「いえ、暖房は付けていません。」
このお家は日当たりがとても良く、この時期の日中であれば暖房はいらないんです。
では、「日差しが入ると暖かい」という感覚的な話ではなく、どれくらいの熱が得られているのかを数値で示してみましょう。
日射熱ってどれくらいあるの?実際に計算してみました。
NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公開している日射量データを使用して計算します。
NEDOのデータによると、11月16日12時の日射量は3.09 MJ/㎡。
3.09 MJ/㎡をW(ワット)に換算すると → 約859 W/㎡。
この数値から、この家の窓に入ってくる熱量を計算します。
窓に入る「こたつ1台分の熱」
この家の南向き掃き出し窓は、横2.5m×縦1.8m。
ただし、実際に太陽光が当たる高さは約1mですので、日射が当たる有効面積は約2.5㎡になります。
ガラスの日射熱取得率(η値)=0.32(32%)を掛けると、取り込める熱は以下のとおりです。
●計算式
859 W/㎡×2.5㎡×0.32=約687 W
●687Wとはどれくらい?
→ こたつ1台分の熱量とほぼ同じ。
つまり、「窓からこたつ1台の熱がずっと入っている」。これが“日中暖房いらず”の理由です。
冬至に向かうこれからは、さらに日当たりの恩恵が大きくなる
12月22日の冬至に向けて太陽高度が下がるため、窓に差し込む日射量はさらに増えます。
また、11月16日の太陽高度は、1月21日頃とほぼ同じ。
つまり、真冬1月の寒い日でも、同レベルの熱を窓から取り込めるということです。
南側が「石神井川の緑道」だからこそ実現する“開放感と暖かさ”
今回のお家の大きな魅力は、南側が石神井川の緑道に面していること。
対岸に建物なし、向かいからの視線なし、だから カーテンを開けっぱなしで暮らせるんです。
これが、日射熱を最大限得るための最大のポイントです。
レースカーテンを閉めっぱなしの家は“もったいない”
南道路の家でも、「通行人の視線が気になる」、「向かいの家が近い」という理由でレースカーテンを閉めっぱなしにされている家を多く見かけます。
しかし、レースカーテンを閉めると日射熱は半減してしまいますので、カーテンではなく、上げ下げできるシェードなどを設置するといいと思います。
視線が気になる高さだけシェードを掛けることが可能です。
結論:冬場はカーテンを開けるだけで暖房費が下がる
この家のように日当たりの良い物件では、日中は暖房いらず、自然の力で快適な室温、光熱費の節約にもつながるという大きなメリットがあります。
日当たりの良さは「住み心地」だけでなく、家計と健康にもプラスになるとても大切なポイントですよ。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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