2021年 7月24日投稿
【リクシル住まいスタジオ】で断熱性の異なる3つの家を体感②
新宿にあるリクシル住まいスタジオの体験レポート、第二弾は夏場の強い日射を遮る商品や窓の性能別の違いをお伝えします。 建売住宅・注文住宅を今から建てようと検討されている方は必見です。ぜひ、最後までお読みください。
過去ブログでも、季節による太陽高度の説明をしたことがありますが、改めておさらいします。
夏至6月21日ころの太陽高度は78.5°とほぼ真上から日が差し込みます。
庇のない南面窓を想定した室内の陽射しをシミュレーションすると、窓際には直射日光が当たるのが分かります。
こちらのスタジオでは、夏の猛烈な陽射しを遮るための商品を体感することが出来ます。
先ずは外壁に庇変わりに設置することが出来るオーニング。
室内から見上げると、直射日光を遮っているのが分かります。 こちらの商品は電動、手動の2タイプあるようです。
続いて、外付けのシェード『スタイルシェード』のご紹介です。
夏の日差しを防ぐには、室内カーテンより外部にシェードを設置した方が有効です。
室内カーテンだとカーテンが吸収した熱を室内に放出してしまうためです。
こちらの商品も後付けでき、窓の上のボックスからサッと引き下げるだけで、しっかり日差しをカット。使わないときはすっきり収納できます。
よしずやすだれと違って、設置したり外したりする手間もありません。
外付けシェードは西側窓にも有効です。
シャッターつきサッシにも取り付けが可能です。デザイン、色味も複数あり、遮視性が高いものからほどよい透け感のあるタイプなど種類も豊富にあります。
写真では分かりづらいのですが、左から順に遮視性が低くなっています。
続いて採風タイプのシャッターのご紹介。
写真は操作途中で上部5枚位の羽が閉まっていて、その下はルーバーのように羽が空いている状態、ルーバーを全開にするとシャッターを閉めていても風を通すことが出来ます。
室内から見るとこんな感じです。
1階の窓は防犯上、開けっ放しにするのが怖いですけど、こちらの採風シャッターを採用すると安心ですね。
次は窓の性能差による表目温度の違いを説明します。
アイスクリームにそれぞれ素材の異なるスプーンが差してあります。
これをサーモグラフィで見てみると、スプーンの温度が異なるのが分かります。 左から順に①アルミに樹脂がまかれたもの、②樹脂のみのもの、③アルミだけのものになり、赤みが強い方が温度が高いということですので、熱の伝わりやすさは③>①>②というのが分かります。
現在販売中の建売住宅では、①アルミ樹脂複合の窓と②アルミだけの窓と2種類が一般的ですので、①のアルミ樹脂複合サッシを採用した物件の方がより断熱性能が高いということになります。
続いて窓の性能別の表面温度とサーモグラフィを見てみます。外部温度5.8°、室内温度25.3°に設定されております。
左から樹脂製の5枚ガラスサッシ、樹脂製のペアガラスサッシ、アルミ樹脂複合のペアガラスサッシ、アルミ単板ガラスサッシの順になります。 上にあるサーモグラフィを見てみると、樹脂製5枚ガラスサッシは殆ど室内と同じ温度になっており、一番右にあるアルミ単板ガラスサッシとの違いが分かりますね。
ハイブリッド窓(樹脂アルミ)のフレーム(枠)の温度は18.3℃、ガラスの温度は20.9℃、アルミ窓のフレーム(枠)の温度は11.3℃、ガラスの温度は15.6℃になっていて、アルミサッシを使用した住宅は、フレーム(枠)からの冷気がより室内に入ってくるので、窓際の室内温度が低く、床が冷たくなるのが分かります。
最後に玄関ドアの断熱性能のご説明です。
玄関ドアにも断熱性能の異なる商品があり、1階玄関から階段を通して3階まで繋がる建売住宅においては、玄関ドアの種類も重要だと分かります。
住宅の熱の損失について各部位ごとの比率をみると、冬の暖房の熱が流出する割合は58%、夏の冷房中に流入する熱は73%になります。
断熱性能の高い建売住宅を購入することは、ご自身、ご家族の健康寿命を延ばすことにも繋がりますので、先ずは窓性能の高い建売住宅を探しましょう。
高断熱高気密の家を建てたい、断熱性能の高い建売住宅にご興味のあるお客様、お気軽に富士屋不動産へご相談下さい。
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