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家が売れない不動産屋。お客様にとって価値ある不動産会社とは?

カテゴリ:山本のブログ
タグ 中古一戸建て 中古マンション #耐久性 #光熱費 #断熱・省エネ  #新築一戸建て #内覧時の注意点 #家が寒い #新築住宅購入時のポイント 
2023年10月19投稿

家が売れない不動産屋


不動産価格が上がりました。

23区内では新築一戸建ての価格高騰の影響もあり、最近は区外や区部であれば中古一戸建てを探されているという方も多くおられるのではないでしょうか。


弊社においても、「板橋区内で中古でもいいから、とにかく予算内で希望の間取りと立地の家があれば紹介して欲しい」という内容でお問い合わせされるお客様が多くなりました。

毎度こちらのブログで書き記していますが、弊社の場合は初期コスト(販売価格+諸費用)だけではなく、住み始めてから掛かる費用などランニングコストも考えて住まい探しをしませんかとお伝えしています。
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「家賃がもったいない」、「今の家賃と変わらない支払いで、今より広い家に住める」という動機で家探しを始めた方は、特に初期費用を重視される傾向が強い気がします。

それぞれお客様のご年収や家族構成などによって、ローンの支払いをねん出できる金額や借入限度額も変わりますので、初期費用にしか目がいかないのは理解できる部分でもあります。

しかしながら、初期費用だけみて中古一戸建てを買ってしまうと、購入後のメンテナンスで思わぬ出費が発生するかもしれません。

メンテナンス費用だけではなく、省エネ性能の低い中古住宅を買ってしまうと、想像以上に光熱費が掛かったり、暖房付けていても家が寒いというもあり得る話です。

今の賃貸より広い家で性能が悪いと、光熱費が今までの倍近く掛かってしまい、当初の生活設計が崩れるようなことがあるかもしれません。

中古住宅をお勧めしていないということではなく、販売価格だけ見て判断しないでというような内容をお伝えしても理解されないことも多いんですよね。


「とにかく安い家が欲しい」と考える方、「多少予算が上がっても安心して長く快適に暮らしたい」など、人それぞれ価値観が違うのは当然です。

「とにかく安い家が欲しい」というお客様は、私とは価値観が合わないと思いますし、他社を頼った方が結果的に家を買えると思うため他の不動産会社に行かれることを勧めてしまうので、最近は家が売れない不動産屋になってしまいました。

同業の知人からは「お客様に伝える必要がない事項は黙って売ればいいのに」とよく言われますが、家の耐震性、省エネ性、耐久性などの重要性を知ってしまったからには伝えないわけにはいかないと考えています。

そんな厳しい状況ではありますが、そんな私を頼ってくれるお客様もいらっしゃいます。

そのお客様にとって価値ある不動産会社であるよう、引き続き正直に営業しようと思います。

今日のところはこの辺で。
では、また次回のブログでお会いしましょう。

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年前に新築一戸建てを購入し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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