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今年の4月から断熱等級4が義務化されますが、飯田グループさんなど一部の分譲会社では断熱等級5の物件も販売されるようになってきました。
さらに、ほんの一部ではありますが、もうひとランク上の断熱等級6の建売住宅も出てくるようになり、ようやく建売住宅でも”家の性能”に目が向けられるようになってきたのかというところです。
ただ、断熱等級は上がっても”気密性”が上がっていないと、快適性は上がらないんですよね。
分かりやすくするために、断熱等級6の家で気密性がわかる実験を行ってみました。
床下収納庫のつなぎ目から”すき間風”が入ってきていることがお分かりいただけると思います。気密性の低い家は、床下収納庫だけではなく、分電盤やコンセントプレートなどからも入ってきます。
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これではいくら断熱性能を上げても快適になるはずありませんね。建物の気密性は、施工精度により変わりますので、本来は気密測定を行った方がいいのですが、残念ながら、今の建築基準法や建築物省エネ法には「気密性」についての規定がありません。
スーパー工務店はもちろん標準で高気密になっており、最近では一部のハウスメーカーでも、オプションで気密性を上げる工事を請ける会社もあるそうです。
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気密性の低い家は、家の耐久性にも係るので、これから家を買う方にはぜひ気を付けてほしいポイントですが、建売住宅で標準仕様になるのは何年後、いや、法律で規定ができない限りは気密工事を行うことはないかもしれませんね。
注文住宅で高気密高断熱を手掛けるスーパー工務店で建てるか、日当たりのいいマンション中住戸をおススメする方がいいのかな~と思った実験でした。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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