2022年 1月28日投稿
2022年11月14日更新
人気の「一戸建てはなぜ寒い?暖かくする方法ありますよ」シリーズ第三弾をお届けします。
キッチンの換気扇を回すと、コンセントボックスなどからすき間風を感じることありませんか?
最近は建売住宅でも、剛床工法や外周部に構造用面材を貼ることが多いので、昔の家と比べると大分気密性は上がりました。
それでもすき間があるので、スーパー工務店などは床合板の接続部や構造用面材の接続部に気密施工を行いますが、多くの建売住宅ではそこまでの施工は行っていません。
気密性が低い=すき間の多い家は、そのすき間から冷気や暖気が入り込み、暖房や冷房を入れてもなかなか快適になりません。
コンセントからのすき間風
一般的な建売住宅で、コンセントからのすき間風を測定してみました。レンジフードの換気扇を回した状態で測定したところ、コンセントボックスから0.17m/sの風が入っていることが分かります。
これくらいの数値だと手を当てないと感じないレベルです。
とはいえ、外周部に面する全てのコンセントボックスから、同様の風が入るのは不快ですよね。
続いて24時間換気用の吸気口も測定してみました。
約2m/sの風は近くを通ると風を感じるレベルです。
24時間換気はフィルターを通じて新鮮な外気を取り入れますが、コンセントボックスからのすき間風は埃のたまった壁の中を通った汚れた空気です。
汚れた空気を吸っていては、健康にも悪いですよね。
快適に過ごすには、すき間を塞ぐ必要があります。
どこにすき間があるのか?
どこにすき間があるのか?ほんの一部の例ですが写真を使用して説明します。
床合板と柱の接合部にすき間があります。
コンセントボックス廻りの断熱材をぐちゃぐちゃに入れていてすき間があります。
続いてすき間を塞いだ写真を紹介します。
出来れば床合板にもテープなどで処理した方が良いのですが、柱部分のみコーキングですき間を塞いでいます。
コンセントボックスにもカバーを付けて、すき間風の侵入を防ぎます。
今の家でもコンセントボックスから入る冷気を塞ぐ方法があります。
上記で紹介した気密施工は新築時に行うものですが、今住んでいる家でもコンセントボックスからの冷気を防ぐ方法があります。
後付け施工ができますので、今の家でもコンセントボックスからのすき間風対策が可能です。
施工は電気工事士の資格が必要ですので、必ず専門業者へご依頼ください。
最後に
コンセントボックスからの冷気を塞ぐことはできても、それ以外にすき間があれば、そこから冷気は入ってくる可能性があります。
新築時やリフォーム時に気密施工をキチンと行って頂く工務店を探してください。
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