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先日見学した建売住宅で、高性能な窓がついていましたので、今回は「窓」についてお話ししようと思います。
こちら物件の販売チラシには「断熱等級6」と記載されて、建売住宅ではハイレベルな性能なんですが、最初は樹脂窓が付いているのかちと思っていたのですが、実際には「アルミ樹脂複合窓」が使われていました。
パッと見は他の建売住宅でよく見るアルミ樹脂複合窓です。でもよくみると、ちょっと違うことが分かります。
窓の種類は、窓の右上に貼ってあるシールをみると分かります。こちらの物件は、「TW」と記載されていました。
今回の窓はリクシルさんの製品で、一般的な建売住宅に使われるアルミ樹脂複合窓よりもアルミの枠(フレーム)を細くしたり、室内と室外の枠の間に熱を伝えにくい樹脂が入れて性能を上げた高性能なアルミ樹脂複合窓になります。
下の写真をみるとよくわかります。縦のフレームが本体に食い込んでいて持ち手がなくなるため、枠を凹ませて取っ手を作っています。

窓の種類の違いは、こちらの記事でも書きました。
YKK-APさんは樹脂窓を推しているのに対し、リクシルさんはアルミ樹脂複合窓を推している感じですね。
YKK-APの樹脂窓と比べると、フレームの違いがよくわかります。
TWの方がフレームが細い分、見た目もスッキリしていますね。
まだ断熱等級6の建売住宅は一部の物件だけかもしれませんが、これからどんどん主流になっていくのでは?と期待してしまいます。ただし、過去のブログにも書きましたが、断熱性能だけ上げて気密性を上げないと断熱性能の効果があまり発揮されないのが心配です。
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暖かい家にするためには、日当たり、空調や換気も重要な要素ですし、何より耐震性、耐久性も重要ですよね。家造りは奥が深いです。色々学んでいると、軽々しく”建売で十分”なんて言えないです!!
これから家を探す方は、ぜひ家の性能に目を向けてください。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
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