リンク付きアコーディオンリスト
タグ一覧
今日は春分の日、お彼岸でもあります。近所で物件をご購入されたお客様から、おはぎをいただきました。家に持ち帰って、家族で美味しくいただきました。Y様、ありがとうございます。
さて、これまでも何回か季節による日当たりについてお伝えしましたが、今日は春分の日。昼間と夜間がほぼ同じ長さで、太陽の高度は約55°に達します。
写真のリビングは、南側からの光を取り込もうと、横長の窓を上下に2か所設けています。ところが、実際に床に明るくなっているのは一か所だけですので、片方の窓からしか直射日光が入っていないようです。
それぞれの窓から上を覗いてみました。
まずは上側の窓から。春分の日ならお昼過ぎの13時から15時ごろに直射日光が入るようです。
続いて下側の窓を覗いてみると、どの季節でも南側の建物の影響で直射日光は望めそうにありません。
シミュレーションを見ると、下の窓からはほとんど日が差し込まないことがわかりました。窓の位置やサイズが、室内にどのような光をもたらすかは大切なポイントです。
南向きの窓があるからといって、必ずしも明るい室内になるとは限りません。特に冬場は、太陽の角度が低くなるため、現状の窓配置では十分な日光が入らない可能性が高いです。
今回のような物件の場合、窓を天井の高さまで上げて、上下分けるのではなく、1か所で少し大きめの窓を付けた方が冬場でも直射日光が望めたかもしれません。
▼併せて読んでほしい記事▼
エアコン暖房は空気を暖めます(対流熱)が、太陽光は壁・床などを暖めます(輻射熱)ので、同じ室温でも快適性が違います。
体感温度が違うということですね。体感温度は「室温+(壁・床・天井などの表面温度)÷2」ですので、室温だけ上げても壁や床などの表面温度が上がらないと体感温度も上がらないんですよ。
ぜひ、覚えておいてください。
では、また次回のブログでお会いしましょう。
タグ一覧
ご質問やご相談などお気軽にご連絡ください。お名前とメールアドレスだけでお問い合わせできます。