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先日、「一体打ち基礎」についてブログでご紹介しましたが、近くの建売現場でも基礎工事をしていたので、参考までに写真を撮ってみました。
基礎のかぶり厚さ
写真をよく見ると――
鉄筋と型枠との隙間(=かぶり厚さ)が、ほとんど取れていません。本来であれば4cmほどは必要ですが、ここはほぼゼロに近い。このままだと、将来的に鉄筋が錆びて爆裂する危険性があります。
こうした“施工精度”は、完成してからでは分かりません。つまり、購入者は安全性において重要な部分を確認できないまま契約してしまうのです。
「買う」ことが目的になっていませんか?
仮に、この建売住宅をお客様が気に入ったとしても、富士屋不動産ではおすすめしません。
なぜなら、家は「価格と立地が良ければいい」というものではなく、20年、30年と安全・安心・快適に暮らせるかが大切だと考えているからです。
ところが、広告費や人件費を多く掛けている会社の多くは、自社の売上や購入者が目につく広さや見た目のことは気にしても、施工精度の確認をせずに「とにかく売ってしまう」ケースが少なくありません。
「重要事項説明」で分かること、分からないこと
不動産取引では、契約前に「重要事項説明」という手続きがあります。これは宅建業法で義務づけられたもので、最低限伝えなければならない内容を説明するものです。
しかし、ここが落とし穴。
実は、宅建業法に定められた“最低限の内容”しか説明しない業者が多いのです。つまり、法令上必要な説明はしても、「法令上説明が不要なマイナス情報をわざわざ伝えない」というケースが少なくありません。
上記のような“施工品質に関わる部分”は、宅建業法の説明義務には含まれないため、聞かなければ教えてもらえないのです。というより仲介会社も建築知識がないため、この基礎を見ても何とも思わないというのが現実でしょうか。
土地購入時も同じです
この問題は建売だけではなく、土地購入時でも起こります。
土地案内時に、地歴・土地の成り立ち・液状化リスクを事前に教えてくれる仲介会社は多くはないでしょう。
仲介会社の姿勢次第で、伝えられる内容が大きく変わります。そのため、土地購入後に地盤改良費や液状化対策費が大きく変わる可能性があるのです。
仲介会社によって“見えない品質”は変わります
「どこの仲介会社で買っても同じでしょ?、最新情報をくれる会社がいい会社」と思われる方も多いのですが、実は大きな違いがあります。
弊社のように、建物の構造・断熱・通気・基礎まで確認する会社もあれば、単に「価格・間取り・立地」だけを見て販売する会社もあります。
また、土地であれば「その土地で安全に建てられるか」を見極める会社もあれば、「未公開物件だから早く契約しましょう」で終わる会社もあります。
家を“モノ”として売るか、暮らし”として提案するか。この差が、10・20年後の満足度を大きく左右すると思っています。
まとめ:仲介選びで、暮らしの未来が変わる
建売住宅も土地も、どこで買っても同じではありません。
仲介会社が“どこまで見て、どこまで伝えてくれるか”で、安心の度合いがまったく違うのです。
表面上は同じ価格・同じ条件でも、その裏には見えないリスクが潜んでいることもあります。
富士屋不動産では、「売れればいい」ではなく、“長く安心して暮らせる家と土地”を選ぶお手伝いをしています。
気になる物件があれば、ぜひ一度ご相談ください。
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