2022年 2月11日投稿
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築40年以上ですが耐震及び断熱改修を行った断熱等級4の家と、新築の建売住宅で断熱性能はHEAT20 G2という超高性能でC値(相当すき間面積)1㎠/㎡を切る高気密高断熱の家を見学する機会がありました。
2棟ともに南向きの陽当たりのよい立地ですが、断熱性能によるお部屋の暖かさの違いを体感することが出来ました。
断熱等級4の家の概要
築44年の中古一戸建てで、耐震性能は現在の基準に適合していないので構造部分を補強、断熱材も入ってはいるけど性能がとても低い為、新たに性能のいい断熱材を入れ直し、サッシもアルミ樹脂複合窓に改修した家になります。
改修後の断熱性能はUA値0.78W/㎡Kとのこと、現在販売されている建売住宅より少し性能が良いレベルです。
約60坪の広々とした敷地に2階建て、1階にLDKと和室、2階に洋室が2部屋ある3LDKの間取りです。
HEAT20 G2の家の概要
神奈川県鎌倉市の分譲地にあり、耐震等級3、断熱性能はHEAT20 G2、長期優良住宅認定という建売住宅では超性能な造りです。
床材はオークの無垢材、外壁はレッドシダー、窓はYKK社製の樹脂窓が設置されていました。
サーモカメラによる表面温度の違い
先ずは断熱等級4の家の1階リビング床の表面温度を見て頂きます。
陽当たりの良いリビングでも表面温度は8℃、スリッパを履かないと耐えられないレベルです。
続いて条件のよい2階洋室の床の温度は、日の当たっている部分で約14℃、奥の日の当たらない部分で11.6℃でした。
次にHEAT20 G2レベルの高気密高断熱の家の1階リビングの床の表面温度は14℃と、断熱等級4の家の2階とほぼ同じ温度ですが、こちらの家は玄関を開けた瞬間から暖かさを感じる室内でしたよ。
断熱等級4は、住宅性能表示において今のところ最高等級になっていますが、断熱等級4とHEAT20 G2クラスの家の違いは体感しないと分からないと思います。
高気密高断熱の家、住むことはおろか体感すらしたことがないという方が殆どだと思います。
一戸建ては寒いのが当たり前と思っている方が多いと思われますが、ぜひ高性能な家を体感してみてください。
建売住宅でこのレベルの家はほぼありませんので、リクシルの住まいスタジオで体感することもオススメです。
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