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キケンな暑さの裏側に潜む夏型結露のリスクと対策

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カテゴリ:新築住宅購入時のポイント
キケンな暑さの裏側に潜む夏型結露のリスクと対策
以前、「建売住宅の夏型結露リスクについては、そこまで気になる必要はないかも」という内容のブログを書きましたが、最近の気象状況や日経クロステックの記事「防湿と通気のミスで壁内結露」を読んでみると、その認識は見直す必要があるのかもしれません。

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夏型結露とは?

夏型結露とは、蒸し暑い外の空気が、家の中の冷えた部分に触れて水滴になる現象です。 エアコンを使って室内を涼しくしていると、外の湿った空気が壁や床下に入り込み、冷えた部分で結露しやすくなります。 以前は「夏だけだし大丈夫」と思われていましたが、猛暑で期間が長くなり被害が拡大しています。

 

外壁通気層の重要性

以前のブログでは、板橋区の建売住宅の一般的な仕様の場合、室内温湿度が25℃・50%であれば室外温湿度は32℃・73%以上(絶対湿度で24.67g/㎥)にならないと壁内結露は起こらないという結果でした。しかし、辻先生の結露計算ソフトを使用し、外壁通気層が機能していない条件で計算すると、絶対湿度23.7g/㎥以上で結露判定がでます。

夏型結露のリスクと防止策について説明する図


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建売住宅におけるリスク

私の家の外部に設置した温湿度計で実測したデータによると、特に雨上がりの夕方において23.7g/㎥以上になる時間帯が続くことがありました。この条件下では、通気層が取れていない家で室内を冷やしすぎると、壁内での結露リスクが高まる可能性があります。

冷房の使用に関するアドバイス

8月はさらに厳しい気象状況が続くと思われるので、夏型結露による被害が心配な方は、冷房でお部屋を冷やしすぎないようにすることをお勧めします。

富士屋不動産のサポート

建売住宅で十分という方も多いと思いますが、結露による劣化は10年保証の対象外です。長持ちする住宅を買いたい方は、契約前に図面を見て施工方法を確認すること、施工途中を見学することによってリスク回避が可能です。また、雨の日や施工中の物件を見学することも重要です。

富士屋不動産で板橋区の建売住宅をご案内する場合は、この辺りも注意して確認しお客様へお伝えしております。気になる物件があれば、現地をご案内させていただきますのでお気軽にお申し付けください。

では、次のブログでお会いしましょう。



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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年間一戸建てに居住し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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